ヨハネの福音書 19章 1~18節
2024年 3月 24日 第4聖日
牧師 長江 忠司
2024年 3月 24日 第4聖日
牧師 長江 忠司
イエス様は真夜中にユダヤの裁判を受けられて死刑が言い渡されました。次にローマの裁判にかけられ、総督ピラトはイエス様に罪が認められなかったので釈放しようと手を尽くしました。ローマの特別な鞭を打ち無残な姿となったイエス様を見せることで、彼らを納得させ釈放しようとしたのです。その際にピラトは「見よ、この人だ」と言いましたが、ユダヤ人たちはイエスを十字架につけろと叫びました。その声が勝り、死刑が確定し、イエス様は十字架にかけられ死なれたのです。この裁判でピラトが語った二つの言葉から学びましょう。
一つは「あなたはどこから来たのか」です。あなたは何者なのだ、ということです。この問いかけは私たちにもなされています。イエス様を誰だと信じて歩んでいるでしょうか。その認識により、歩み方は異なって来ます。もう一つは「見よ、この人だ」です。それはただの人ではありませんでした。神が人となられ、私たちの身代わりに苦しみ死んでくださったお方でした。私たちはこのお方を見続けることが大切なのです。
来聖日、イエス様の復活について学びます。私たちのために人となり、死なれ復活された主をいつも見て歩みましょう。
<聖書のことば>
イエスは、茨の冠と紫色の衣を着けて、出て来られた。ピラトは彼らに言った。「見よ、この人だ。」
イエスは、茨の冠と紫色の衣を着けて、出て来られた。ピラトは彼らに言った。「見よ、この人だ。」
マルコの福音書 19章 5節