2019年1月27日日曜日

「ノアの息子の子孫」

創世記10章1~32節
2019年1月27日 第4聖日
牧師 長江 忠司

 ここにノアの息子の子孫について記されています。ここから3つの点で学びましょう。
 第一に、神のおことばの力を忘れてはなりません。神は洪水後に生み増え広がるようにと語られました。生き延びたのはたった8人だけでしたが、主はそこから増やされたのです。神のおことばに不可能なことはありません。
 第二に、全ては神からいただいたものであることを忘れてはなりません。ハムの子孫ニムロデは主のおかげで権力者になったにもかかわらず、高慢になり、バベルを建てました。全ては主からいただいたものであることを覚えて謙遜になることです。
 第三に、全ては神の民であることを忘れてはなりません。神の御手の中で増やされた民でした。私たちは自分たちのことだけに関心が行きがちですが、全ては神の民であり神の愛の対象であることを忘れず、祈り伝えて行く必要があるのです。
 この3つを忘れずに、主の御心の内を歩みましょう。

<聖書のことば>
これはノアの息子、セム、ハム、ヤペテの歴史である。大洪水の後に、彼らに子どもが生まれた。
創世記10章1節

2019年1月20日日曜日

「礼拝の心備え」

サムエル記第一3章10節
2019年1月20日 第3聖日
牧師 長江 忠司

 本日、牧師は他教会へ出向していますが、いつも忠実に礼拝に集われている兄姉に心から感謝致します。礼拝の心備えについて、確認しましょう。
 第一に、祈りをもって備えましょう。礼拝は11時から開始しますが、実際にはその前から始まっています。前奏前から席に座り、心を静め、前奏が始まったら祈るようにしましょう。
 第二に、主が私に語られることを待ち望みましょう。サムエルは言いました。「お話しください。しもべは聞いております。」そのような低い心で、主に期待して備えるならば、主はその人を特別に祝福して下さるでしょう。
 第三に、献げる心で礼拝しましょう。礼拝の基本は献げることにあります。賛美や献金を心から献げ、みことばを聞く時も、献げる心で聞き、また応答するようにしましょう。
 そのように正しい心備えをもって礼拝する者を、主は豊かに祝福してくださいます。本日の礼拝も正しい心備えをもって臨みましょう。

<聖書のことば>
そのうちに主が来られ、そばに立って、これまでと同じように、「サムエル。サムエル」と呼ばれた。サムエルは、「お話しください。しもべは聞いております」と申し上げた。
サムエル記第一3章10節

2019年1月13日日曜日

「ヨルダン川を渡る」

ヨシュア記3章1~17節
2019年1月13日 第2聖日
牧師 長江 忠司

 ヨシュア率いるイスラエルの民がカナンの地に入るために、まず立ちはだかったのがヨルダン川でした。私たちにとってのヨルダン川とは何でしょうか。それは、私たちの霊的前進を妨げているものです。残念で すが、そのヨルダン川の前で留まっているクリスチャンが少なくないのです。次に、どうすればヨルダン川を渡ることができるでしょうか。
 第一に、身をきよめることです。罪が示されたら主に告白して悔い改めていくことです。
 第二に、主に近づき、おことばをいただくことです。
 第三に、主が共におられると覚えることです。
 第四に、先が見えなくても主を信じて前進することです。
私たちの人生に必ず何かのヨルダン川が立ちはだかります。その時にどうするのか。主は前進することを願われています。その時こそ、信仰を働かせて前進する者でありましょう。

<聖書のことば>
あなたは契約の箱をかつぐ祭司たちに命じてこう言え。『ヨルダン川の水ぎわに来たとき、あなたがたはヨルダン川の中に立たなければならない。』
ヨシュア記3章8節

2019年1月6日日曜日

「初心に返る」

ヨハネの黙示録2章2~5節
2019年1月6日 第1聖日
牧師 長江 忠司

 どの世界であっても、初心を忘れると失敗するものです。それは信仰の世界も同じです。どうしたら信仰の初心に返ることができるでしょうか。
 第一に、これまで受けた恵みを思い返すことです。無に等しい者が神から選ばれ救いをいただきました。教会生活や日々の歩みが守られています。そのようにこれまでに受けた恵みを常に思い返すことです。
 第二に、信仰の人々の歩みを思い返すことです。ヘブル書に、信仰に生きた人々について書かれています。彼らの歩みを見て、励ましをいただく必要があります。
 第三に、初めの愛を思い返すことです。私たちは初めの愛から離れてしまいやすいものです。それに気づかされたら、そのまま進むのではなく方向を転換する必要があるのです。
 今年一年を祝福されるために必要なのは、あれこれと行動することよりも、初心に返ることです。信仰の初心に返り、心から主に感謝して歩みましょう。そして祝福された歩みをさせていただきましょう。

<聖書のことば>
しかし、あなたには非難すべきことがある。あなたは初めの愛から離れてしまった。それで、あなたは、どこから落ちたかを思い出し、悔い改めて、初めの行いをしなさい。
黙示録2章4~5節前半