2018年1月28日日曜日

「献げる祝福」

ピリピ人への手紙4章10節
2018年1月28日 第4聖日
牧師 長江 忠司

 パウロはここでピリピ教会の献げもの、恐らく献金について取り上げます。私たちも主への献げものについて教えをいただきましよう。
 第一に、献金は神への献身の表れということです。私たちのためにご自身の全てを献げてくださった主に感謝して献げていく。その献身の一つが献金です。
 第二に、喜んで献げる者を主は祝福してくださるということです。私たちはご利益が欲しくて献げるのではありませんが、主は献げる者を覚えておられて報いてくださるのです。
 第三に、機会を用いて献げて行くことです。ピリピ教会はパウロが投獄されたのを機会に、再び彼を支援しました。私たちも与えられる機会を用いて献げることが大切なのです。
 来月から宣教月間です。これは素晴らしい機会です。主は教会に、私たちクリスチャンに、宣教の使命を与えられました。私たちは滅びゆく魂のために喜んで自発的に献げていきましよう。

<聖書のことば>
 私のことを心配してくれるあなたがたの心が、このたびついによみがえって来たことを、私は主にあって非常に喜びました。あなたがたは心にかけてはいたのですが、機会がなかったのです。
ピリピ人への手紙4章10節

2018年1月21日日曜日

「心に留め実行すべきこと」

ピリピ人への手紙4章8~9節
2018年1月21日 第3聖日
牧師 長江 忠司

 パウロは続けて、ピリピ教会の兄姉に2つのなすべきことを語りました。
 第一に、全ての良いことに目を留めることです。これは世における何であってもということではありません。その基準となるのは、聖書のみことばです。その上で、正しいものに心を留めて歩むことです。
 第二に、主から聞いたことを実行することです。学び、受け、聞き、見たことを、それだけで終わらせてはいけません。聞くだけでは何も変わりません。実行してこそ、変えられていくことができます。
 これらのことをする時に、平和の神が共にいてくださいます。その人の内に神の平安があり、また平和の神を証しすることができるのです。周りの方は私たちに注目しています。
 聞くだけで実行しないなら霊的な成長はありませんし、証しを立てることもできません。今年、それぞれに示されていることを実行するようにしましょう。そして大きく成長する一年としていただきましょう。

<聖書のことば>
 あなたがたが私から学び、受け、聞き、また見たことを実行しなさい。そうすれば、平和の神があなたがたとともにいてくださいます。
ピリピ人への手紙4章9節

2018年1月14日日曜日

「思い煩いからの解放」

ピリピ人への手紙4章6~7節
2018年1月14日 第2聖日
牧師 長江 忠司

 私たちは心配しやすいものだと思います。どうすれば、思い煩いから解放されることができるのでしょうか。
 第一に、神の約束の真実を信じることです。神は私たちに祝福を約束してくださっています。その約束が真実であると信じることです。
 第二に、神に祈ることです。祈る上で3つの大切なことが記されています。
 一つはあらゆる場合に祈ることです。私たちは祈る時を限定してしまいがちです。
 二つ目に、感謝をもって祈ることです。感謝のない祈りは力の無い祈りとなってしまいます。
 三つ目に、願い事を神に知っていただくことです。神は私たちの口から願いを聞きたいと願っておられます。
 これらの結果、神は平安を与えてくださいます。神が心配や恐れから私たちの心を守ってくださるのです。
 私たちは思い煩いの虜になってはいないでしょうか。このみことばをしっかりと心に留めて、どんな時も主に心を注ぎ出して祈りつつ歩むようにしましょう。

<聖書のことば>
 何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。
ピリピ人への手紙4章6節

2018年1月7日日曜日

「神の前での歩み」

詩篇95篇1~11節
2018年1月7日 第1聖日
牧師 長江 忠司

 新年が始まりました。私たちは今年、神の前でどのような歩みをするならば、神様から祝福をいただけるでしょうか。
 第一に、神をほめたたえつつ歩むことです。私たちはそれだけの素晴らしい救いという恵みを受けているからです。周りの方々にわかるように、神をほめたたえつつ歩みましょう。
 第二に、神への礼拝を中心にして歩むことです。生活の中心に礼拝を置くことです。そうしてこそ、神の祝福があります。他のものを中心に置いてはいけません。
 第三に、神の御声に今日従って行くことです。羊は羊飼いの声に素直に従えば従う程に安全ですし良いものを受けることができます。私たちも羊飼いなる主の御声を聞き、素直に今日従って行くことが大事なのです。
 私たちは神の前をどのように歩んでいるでしょうか。自分の思いや昨年の経験に頼るならば失敗するでしょう。そうではなくて、今日学んだことを心にとめるようにしましょう。御声を聞いたら素直に今日従って前進するようにしましょう。

<聖書のことば>
 感謝の歌をもって、御前に進み行き、賛美の歌をもって、主に喜び叫ぼう。
詩篇95篇2節