2018年2月25日日曜日

「失望しない」

ガラテヤ人への手紙6章8~9節
2018年2月25日 第4聖日
牧師 長江 忠司

 証ししても福音を伝えても相手が救われないことがあります。そのような時に、私たちは落胆し失望してしまいやすい者ではないでしょうか。失望しないためにどうすれば良いのでしょうか。
 第一に、全能の神に目を留めることです。神は全能のお方であり、このお方に不可能なことはありません。そのお方の約束やこれまでなされた御業に目を留めることです。
 第二に、祈るのを決して止めないことです。神のみこころの時と方法がありますが、主は私たちの祈りを聞きたいし叶えたいと願っておられます。そこで必要なのは信仰によって祈り続けることです。
 第三に、機会を用いて善を行い続けることです。相手の状態がどうであれ、私たちは相手に対して善を行い続けること、証しやとりなしをし続けることが大事なのです。
 状況だけを見て失望しないようにしましょう。全能の神とその約束に目を留め、信じて祈り続ける者でありましょう。

<聖書のことば>
 善を行うのに飽いてはいけません。失望せずにいれば、時期が来て、刈り取ることになります。
ガラテヤ人への手紙6章9節

2018年2月18日日曜日

「主につく者」

出エジプト記32章19~26節
2018年2月18日 第3聖日
牧師 長江 忠司

 モーセは金の子牛を造り拝んでいるイスラエルの民に言いました。「誰でも主につく者は私のところに。」
 第一に、立場を明確に決めることです。神の側か、サタンが支配するこの世の側につくのかを決めておくことです。そうでないと流されてしまいます。
 第二に、神の側へ出て来ることです。レビ人たちはモーセの声に従い、彼の前に出て来ました。私たちも心で決めたならば、一歩進み出すことが必要です。そうでなければ、何も変わりません。
 第三に、主に献げて歩むことです。心に決めて主の側に出たとしても、献げる心が無いならば、結局は中途半端な歩みになってしまうのです。
 主は今も私たち一人一人にチャレンジを与えられています。主につく者は誰なのか。そして出て来て献げるように。自分にとって居心地の良い場所にいるのではなく、一歩進みだしてさらに高嶺へと歩むようにしましょう。

<聖書のことば>
 そこでモーセは宿営の入口に立って「だれでも、主につく者は、私のところに」と言った。するとレビ族がみな、彼のところに集まった。
出エジプト記32章26節

2018年2月11日日曜日

「遣わす祝福」

使徒の働き13章2~3節
2018年2月11日 第2聖日
牧師 長江 忠司

 バルナバとサウロが福音を宣べ伝えに出て行くように、教会から遣わされたことがわかります。ここから、2つのことを学びましょう。
 第一に、私たち一人一人も教会から遣わされています。場所は職場や学校、地域、家庭です。宣教師や牧師、伝道者だけが宣教の働きをするのではなく、私たちそれぞれに割り当てられた宣教地があり、教会から遣わされていることを覚える必要があります。
 第二に、教会には遣わす祝福が与えられていることです。バルナバとサウロが遣わされたので福音が広まって行きました。『遣わされなくては、どうして宣べ伝えることができるでしょう。』とある通りです。教会は宣教師を遣わすことができるように真剣に祈り求めることが必要なのです。
 本日は宣教カンファレンスです。世界中では多くの魂が滅びへと向かっています。だからこそ、私たちは横浜教会から自分自身と、そして宣教師を遣わすことができるように祈り求めていきましょう。

<聖書のことば>
 彼らが主を礼拝し、断食をしていると、聖霊が、「バルナバとサウロをわたしのために聖別して、わたしが召した任務につかせなさい」と言われた。そこで彼らは、断食と祈りをして、ふたりの上に手を置いてから、送り出した。
使徒の働き13章2~3節

2018年2月4日日曜日

「信仰約束献金に参加する」

コリントへの手紙第二9章5節
2018年2月4日 第1聖日
牧師 長江 忠司

 イエス様は教会に対し、また私たち一人一人に対して、宣教の使命を与えられました。それゆえ私たちは宣教の為の信仰約束献金を献げています。
 第一に、これは聖書に教えられている献金方法です。福音宣教の働きの為に計画的にあらかじめ取り分けて献げます。そうしてこそ、宣教の働きを安定して進めて行くことができます。
 第二に、幾ら献げるかを各自が祈り神と約束して献げます。この献金は強制ではありません。それぞれがよく祈り、主から示された額を主との個人的な約束の内にお献げします。
 第三に、信仰によって献げます。主がこの献金を大いに用いてくださり、また必要を備えてくださると信じて献げます。
 18日の礼拝時に、更新用紙を無記名で提出していただきます。強制ではありませんが、私は牧師として、全ての教会員がこの恵みの業にあずかってくださるなら素晴らしいなと考えています。主の大命令に従って、宣教の働きの為に献げる者となりましょう。

<聖書のことば>
 そこで私は、兄弟たちに勧めて、先にそちらに行かせ、前に約束したあなたがたの贈り物を前もって用意していただくことが必要だと思いました。どうか、この献金を、惜しみながらするのではなく、好意に満ちた贈り物として用意しておいてください。  
コリントへの手紙第二9章5節