2019年8月25日日曜日

「あなたを連れ出した主」

創世記15:7~10
2019年8月25日 第4聖日
牧師 長江 忠司

 アブラムと主とのやり取りから、3つのことを学びましょう。
 第一に、神がどのように人生を導いて来られたかを覚えることです。神がアブラムをカルデヤのウルから連れ出され、カナンの地に導かれました。私たちも同様にこれまでの導きを覚えることです。
 第二に、神のみことばに誠実に応答することです。アブラムは神の約束に対して尋ねました。それは疑ったからではなく、約束を信じ、誠実に応答したからでした。私たちも個人的に主から語られるみことばに誠実に応答するべきです。
 第三に、神が払われた尊い犠牲を覚えることです。アブラムと契約を結ぶ上で、双方がするべきところを、神だけが切り裂かれた動物の間を通られました。神が犠牲を払われたのです。私たちも同じようにしていただきました。主の払われた尊い犠牲を忘れてはならないのです。
 主は私たちを闇から光へと連れ出してくださいました。今日まで真実に導いてくださっています。その主が語られるみことばに、誠実に応答し従って行きましょう。

<聖書のことば>
また彼に仰せられた。「わたしは、この地をあなたの所有としてあなたに与えるために、カルデヤ人のウルからあなたを連れ出した主である。」
創世記15:7

2019年8月18日日曜日

「天を見上げなさい」

創世記15:1~6
2019年8月18日 第3聖日
牧師 長江 忠司

 4人の王の連合軍に勝利したアブラムに、主のことばが臨みました。今日の箇所から学べることを確認しましょう。
 第一に、神は私たちに恐れるなと命じておられることです。もしかしたら彼は王たちの反撃を恐れていたのかもしれません。しかし神が盾となられるので恐れてはならないと言われました。
 第二に、神は私たちに人の無力さと神の偉大さを教えられることです。人には限界があるので星の数を正しく数えることはできません。しかし神はそれができるし、神は星をおことばによって創造された偉大なお方です。
 第三に、神は私たちがみことばをそのまま受け入れるように望まれていることです。アブラムは神のおことばを疑うことなく、そのまま信じ受け入れました。私たちもその信仰が必要です。
 主は外へ出て天を見上げ星を数えるように言われました。私たちも自分の小さな枠から出て、偉大な主とその約束に信頼して歩みましょう。

<聖書のことば>
そして、彼を外に連れ出して仰せられた。「さあ、天を見上げなさい。星を数えることができるなら、それを数えなさい。」さらに仰せられた。「あなたの子孫はこのようになる。」
創世記15:5 

2019年8月11日日曜日

「主が私の羊飼い」

詩篇23篇
2019年8月11日 第2聖日
牧師 長江 忠司

 ダビデが記した詩篇23篇から、私たちと主との関係について学びましょう。
 第一に、私たちは羊のようなものであると自覚することです。羊同様に人も弱く、迷いやすい者ではないでしょうか。だからこそ羊飼いが必要です。
 第二に、主が私の羊飼いとなって下さっていると覚えることです。主は私たちの必要を備え、慰め、励まし、導いてくださいます。そして常に共に歩んでくださるのです。また守られます。私たちを罪の滅びから守ってくださったようにです。そのお方が私の羊飼いとなってくださっているのです。
 第三に、主に信頼し積極的に身を委ねて行くことです。自分が弱い羊だと自覚しているなら、羊飼いに積極的に身を委ねて従うでしょう。
 幸いな羊は羊飼いをしっかりと見て、耳を傾けます。私たちはどのような羊でしょうか。このお方に信頼し身を委ねて歩みましょう。

<聖書のことば>
主は私の羊飼い。
私は乏しいことがありません。
詩篇23篇1節