2018年7月29日日曜日

「ふさわしい助け手」

創世記2章18~25節
2018年7月29日 第5聖日
牧師 長江 忠司

 神である主は男の助け手として女を創造されました。
 まず、結婚の奥義について学びましょう。結婚するために、人は親から自立している必要があります。また二人は一人として、互いに受け入れ与えあって歩む必要があります
 今日の箇所から教えられることとして、第一に、主は助けを与えてくださいます。神は人に助けを与えるお方です。私たちはかつて滅びるしかなかった罪深い者でしたが、神はキリストを通して助けを与えてくださいました。
 第二に、主は愛し合うように教えられています。
 第三に、主は私たちに学ばせられます。主は敢えて他の動物を見させて、そこに助け手がいないか確かめさせられました。そして特別な助け手の必要を悟らせられたのです。
 神は私たちにも沢山の助けを用意してくださっています。また私たちを愛して正しい方向へ導こうとされていることを覚えましょう。

<聖書のことば>
神である主は仰せられた。「人が、ひとりでいるのは良くない。わたしは彼のために、彼にふさわしい助け手を造ろう。」
創世記2章18節

2018年7月22日日曜日

「神に造られた者として」

創世記2章4~15節
2018年7月22日 第4聖日
牧師 長江 忠司

 今日の箇所から創造された世界がテーマとなります。人は神に造られた者としてどうあるべきでしょうか。
 第一に、人は神の前に慎み深くあるべきです。人だけが神から命の息を吹きこまれた尊い霊的な存在です。同時に、塵から造られたはかない存在であることも自覚し、神の前に慎み深く歩む必要があるのです。
 第二に、人は神の取り扱いに感謝するべきです。神は人のために潤った土地と食べるにも見るにも良いもの、また働きも備えられました。今も私たちは何と豊かに神から良いものを備えて頂いていることでしょうか。それを感謝するべきです。
 第三に、人は主がいかなるお方なのか覚えて歩むべきです。神である主とは、力あるお方であると同時に、慈愛に満ちたお方でもあるのです。だからこそ主は私たちを滅びから救い出してくださいました。
 神に造られた者として、主の前に正しく歩むように致しましょう。

<聖書のことば>
神である主は東の方エデンに園を設け、そこに主の形造った人を置かれた。
創世記2章8節

2018年7月15日日曜日

「神の安息」

創世記2章1~3節
2018年7月15日 第3聖日
牧師 長江 忠司

 神は全ての万象を造り、7日目に休まれました。働きを止められたのです。この箇所などから学びましょう。
 第一に、聖日を取り分け最大限に重んじることです。神はこの日を祝福し聖なるものとされました。それを根拠として後に安息日の規定が制定されました。安息日と聖日は異なりますが、私たちも主が復活された日を聖別し、重んじ、集まって主を礼拝するべきです。
 第二に、神は安息を用意されていると覚えることです。ヘブル書4章を見ると、御国における安息と主にある安息が教えられています。キリストを救い主として信じるなら、誰でも御国の安息にあずかれます。また、キリストのもとへ行き、約束に信頼して歩むなら、誰でも主にある安息にあずかることができるのです。
 私たちは聖日をどれ位大切にしているでしょうか。神が安息を用意されていることを信じ受けとめて歩むようにしましょう。

<聖書のことば>
神は第七日目を祝福し、この日を聖であるとされた。それは、その日に、神がなさっていたすべての創造のわざを休まれたからである。
創世記2章3節

2018年7月8日日曜日

「人間の創造」

創世記1章26~31節
2018年7月8日 第2聖日
牧師 長江 忠司

 今日は第六日の人間の創造について学びます。
 神は人間を特別な存在として造られました。キリストのために天地万物を創造されたのですが、人間に自然界を支配する力と権利を与えられました。また、人間は神に似せて造られました。特に神と同様に霊的存在として、神と交わることができるように造られたのです。そうであれば、人間はどう応答すべきでしょうか。
 第一に、主と向き合い、キリストを信じることです。私たちを特別に造り、主は私たちと交わりたいと願っておられるのですから、キリストを信じ受け入れることが最も大切です。
 第二に、主にあって自分を愛し、他の人を愛することです。
 第三に、主にあって思い煩わないことです。
 人間は神を抜きにしては幸福に歩むことはできません。神と向き合ってこそ、本当の意味で幸福に歩むことができるのです。

<聖書のことば>
神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして彼を創造し、男と女とに彼らを創造された。
創世記1章27節

2018年7月1日日曜日

「創造の御力」

創世記1章14~25節
2018年7月1日 第1聖日
牧師 長江 忠司

 天地創造について学んでいます。今日は四日目から六日目の途中までを学びましょう。
 第一に、神は自然界に御力を明らかにされていることです。私たちは当たり前だと考えやすいですが、自然界を見ると素晴らしい神の御力が明らかにされていることに気づきます。主をほめたたえるように導かれます。
 第二に、神は御力により生物を増やされたことです。おことばによって、生物が増えるようにされました。神は増やすことのできる御力をお持ちです。
 第三に、神は御力により良い状態へと変えられたことです。茫漠な無秩序な状態でしたが、神の御力により非常に良い状態へと変えられました。神はどんな状態からでも良い状態へと変える御力をお持ちです。
 天地万物をおことばにより創造されたお方が、今私たちと共に歩んでくださっています。このお方に信頼して平安の内を歩みましょう。

<聖書のことば>
神は、種類にしたがって野の獣を、種類にしたがって家畜を、種類にしたがって地のすべてのはうものを造られた。神はそれを見て良しとされた。
創世記1章25節