2018年10月28日日曜日

「しかしノアは」

創世記6章1~12節
2018年10月28日 第4聖日
牧師 長江 忠司

 神に造られた人間は地上に増え広がって行きました。彼らはどのような歩みをしたのでしょうか。
 神の民は堕落して行きました。彼らは神を信じていたのに、神を信じない者と結婚し神から離れて行きました。また、悪と暴虐と乱れが増大して行きました。人の心にはいつも悪い思いが浮かぶようになりました。それゆえに神は裁きの宣告をされたのです。
 そのような中でノアという人物がおりました。 
 第一に、彼は神の目を意識しました。神は全てをご覧になられていることを意識して神のみこころの内を歩んだのです。
 第二に、彼は神の前に恵みを見出しました。ふさわしくない者に与えられる神の愛を覚えて、主に従って歩んだのです。
 悪い時代に生きていたのですが、しかし、ノアは神の前に正しい歩みをしました。私たちも悪い時代に生きています。しかし、ノアのごとく神に喜ばれる道を歩むようにしましょう。

<聖書のことば>
しかし、ノアは、主の心にかなっていた。これはノアの歴史である。 ノアは、正しい人であって、その時代にあっても、全き人であった。ノアは神とともに歩んだ。
創世記6章8~9節

2018年10月21日日曜日

「聖書」

詩篇119篇105節
2018年10月21日 第3聖日
牧師 長江 忠司

 本日は特別集会で、説教者をお迎えして聖書からメッセージをいただきます。その聖書には何が記されているのでしょうか。
 第一に、世の始まりから終わりまでについて記されています。初めに神が天と地を創造されました。私たち人間も神によって創造されたのです。そして、やがて主は再び地上に来られることも記されています。
 第二に、神がいかなるお方なのかが記されています。神は聖であり、愛であり、義であり、遍在なるお方などです。
 第三に、救いの道が記されています。人間は罪があるゆえに、やがて神のさばきを受け滅びなければなりません。しかし神は救いの道を用意され聖書に記してくださっているのです。
 第四に、人生の指針が記されています。人はどう歩むべきなのか。どこに向かうべきなのかが聖書を読むとわかります。暗闇の中で光を与えます。
 この聖書を読み学ぶほどに私たちは整えられ、平安と喜びと感謝が与えられます。教会では毎週、教会学校で聖書のみことばを学び、礼拝では聖書からメッセージが語られます。皆様が続けて教会にお越しいただくことを願い、心からお祈りしています。

<聖書のことば>
あなたのみことばは、私の足のともしび、私の道の光です。
詩篇119篇105節

2018年10月14日日曜日

「主に喜ばれたエノクの歩み」

創世記5章1~32節
2018年10月14日 第2聖日
牧師 長江 忠司

 アダムの子孫について記されています。その中で特筆されているエノクについて学びましょう。彼の人生に関して見ましょう。
 第一に、神はエノクと出会うように導かれました。
 第二に、神と共に歩みました。生涯、主と共に歩む人生を全うしたのです。
 次に、エノクがその様な歩みをすることができた理由について見ましょう。
 第一に、神のさばきがあることを信じていたからです。
 第二に、神に信頼して歩んでいたからです。それ故に神に喜ばれていたことがヘブル書に書かれています。
 私たちは誰と共に人生を歩むでしょうか。そのパートナーは信頼できる方でしょうか。主こそが信頼できるパートナーです。

<聖書のことば>
エノクはメトシェラを生んで後、三百年、神とともに歩んだ。そして、息子、娘たちを生んだ。
創世記5章22節

2018年10月7日日曜日

「神無き文化と神中心の文化」

創世記4章17~26節
2018年10月7日 第1聖日
牧師 長江 忠司

 カインとアベルについては既に学びました。アベルを殺したカインや、セツの子孫の歩みを見る時に、霊的に見ると2つの文化があることがわかります。それぞれの特徴を学びましょう。
 一つ目は神無き文化です。
 第一に、肉の欲を満たそうとします。
 第二に、神以外のものに頼ります。
 第三に、高慢で無慈悲です。
 今の時代の文化はまさに神無き文化に支配されており、これらの特徴を見ることができるのではないでしょうか。
 もう一つの文化は、神中心の文化です。その特徴は、神に頼り祈ることです。つまり神を恐れ、神の前に謙遜であり、神に頼る歩みです。
 私たちもこの2つのどちらかの文化によって人生を形成していると言うことができます。神中心の文化によって、人生を歩むようにしましょう。

<聖書のことば>
セツにもまた男の子が生まれた。彼は、その子をエノシュと名づけた。そのとき、人々は主の御名によって祈ることを始めた。
創世記4章26節