2022年2月27日日曜日

「私たちを見なさい」

使徒の働き 3章 1~10節
2022年2月27日 第4聖日
牧師 長江 忠司

 宣教月間最後の礼拝において、足の不自由な人の癒しについての箇所から、教えをいただきましょう。
 第一に、魂を見つめることです。ペテロとヨハネは彼に目を注ぎました。じっと見たのです。そこからこの幸いな出来事が始まりました。愛は相手に関心を持ち見ることから始まります。
 第二に、私たちを通してキリストを見てもらうことです。ペテロとヨハネは私たちを見なさいと言いました。キリストにある希望と平安、力のある自分たちを通してキリストを指し示したのです。私たちも同様に、自分たちを通してキリストを見てもらうことが大切です。
 第三に、具体的に助けの手を伸ばすことです。彼らはその男性の右手を取って立たせました。もしそれが無ければ、気力もなく立ち上がることはできなかったかもしれません。愛の手を伸ばすことが必要なのです。
 私たちの周りにも霊的に力なく座り込んでしまっている方がおられます。恵みによって救われた私たちがその方に目を注ぎ、イエス様について お伝えし、具体的な愛の手を伸ばすようにいたしましょう。

<聖書のことば>
ペテロは、ヨハネとともにその人を見つめて、「私たちを見なさい」と言った。
使徒の働き 3章 4節

2022年2月20日日曜日

「祝福の贈り物」

コリントへの手紙第二 9章 5節
2022年2月20日 第3聖日
牧師 長江 忠司

 内容につきましては、教会にお問い合わせください。

<聖書のことば>
そこで私は、兄弟たちに頼んで先にそちらに行ってもらい、あなたがたが以前に約束していた祝福の贈り物を、あらかじめ用意しておいてもらうことが必要だと思いました。惜しみながらするのではなく、祝福の贈り物として用意してもらうためです。
コリント人への手紙第二 9章 5節

2022年2月13日日曜日

「マケドニアへの導き」

使徒の働き 16章 6~15節
2022年2月13日 第2聖日
牧師 長江 忠司

 パウロはシラスと共に第二回伝道旅行へ出かけました。
 第一に、神は私たちを導かれます。二人はよく祈って準備し出発したでしょう。しかし、聖霊は彼らの行く手をことごとく閉ざされました。そしてマケドニア人の叫びを幻の内に見て、彼らはマケドニアへ行きました。主が導かれたのです。主は私たちの人生においても導いてくださいます。
 第二に、神は私たちの生涯において働かれます。主はリディアの心を開かれて、彼女は救われることができました。宣教は神の働きなくしては何もすることができません。
 第三に、神は人知を超えて御計画を進められます。それはパウロたちの計画していたことではありませんでしたが、主の導きにより、ヨーロッパへ福音が伝えられて行きました。私たちの思いを超えて主は御計画を進められるのです。
 主は私たちの人生のおいても導かれ、働かれ、そして人知を超えたことをなされます。私たちもパウロたちのように出て行って伝えましょう。

<聖書のことば>
その夜、パウロは幻を見た。一人のマケドニア人が立って、「マケドニアに渡って来て、私たちを助けてください」と懇願するのであった。
使徒の働き 16章 9節

2022年2月6日日曜日

「神に喜ばれる礼拝」

ローマ人への手紙 12章 1節
2022年2月6日 第1聖日
牧師 長江 忠司

 宣教月間に入りました。まず、神に喜ばれる礼拝について考えましょう。
 第一に、神に感謝しほめたたえることです。どこまでも罪深くさばかれて当然であった私たちが、主の恵みと憐れみにより救われることができました。罪が赦され永遠のいのちをいただき、御国に入ることができます。日々の守りをいただいています。その恵みを覚えると、神に感謝しほめたたえるのです。主はそのような礼拝を望まれています。
 第二に、神の前に心砕かれ、悔い改めることです。主のみことばを聞き、自分と向き合うならば、心は砕かれ、悔い改めに導かれます。主はそのような礼拝を喜ばれます。
 第三に、神に自分のすべてを献げることです。主がすべてを献げてくださったことを覚えて、私たちも主に献げていくのです。それこそが本当の礼拝です。
 幸いな礼拝があってこそ、宣教は祝福されますし、幸いな歩みをすることができます。あらためて自分自身の礼拝態度を省みましょう。

<聖書のことば>
ですから、兄弟たち、私は神のあわれみによって、あなたがたに勧めます。あなたがたのからだを、神に喜ばれる、聖なる生きたささげ物として献げなさい。それこそ、あなたがたにふさわしい礼拝です。
ローマ人への手紙 12章 1節