2020年2月23日日曜日

「宣教月間だけでなく」

テサロニケ人への手紙第二3章1節
2020年2月23日 第4聖日
牧師 長江 忠司

 パウロの要請から、2つのことが教えられます。
 第一に、教会の祈りが必要です。パウロは当時の最高の教育を受けた人物であり多くの経験と実績がありましたが、語る力が与えられるようにと教会の祈りを要請しました。それは宣教の働きが霊的な戦いであり常に悪魔が妨害していることと、だからこそ教会の祈りなくしてこの働きを前進させることはできないことを、彼がよく理解していたからです。
 第二に、途中で止めてしまってはいけません。ここは継続的な祈りの要請がされています。私たちは先週宣教カンファレンスを行い、大いに恵まれチャレンジをいただきました。また、2月を宣教月間として取り組んで来ました。しかし、これで止めてしまっては意味が無いのです。
 宣教の働きは現地の宣教師が単独で行っていると考えるのは間違っています。私たちもこの日本で、横浜で、祈り献げ続けることによって、宣教の働きに参加することになるのです。この点で手を止めないようにしましょう。宣教月間だけで満足しないようにしましょう。

<聖書のことば>
終わりに、兄弟たちよ。私たちのために祈ってください。主のみことばが、あなたがたのところでと同じように早く広まり、またあがめられますように。 
テサロニケ人への手紙第二3章1節

2020年2月16日日曜日

「信仰約束献金に参加しよう」

コリントへの手紙第二9章5節
2020年2月16日 第3聖日
牧師 長江 忠司

 イエス様は教会に対し、また私たち一人一人に対して宣教の使命を与えられました。宣教の為の信仰約束献金はその為の素晴らしい機会です。
 第一に、これは聖書に教えられている献金方法です。福音宣教の働きの為に計画的にあらかじめ取り分けて献げます。そうしてこそ、宣教の働きを安定して進めて行くことができます。
 第二に、幾ら献げるかを各自が祈り、神に約束して献げます。この献金は強制ではありません。それぞれがよく祈り、主から示された額を主との個人的な約束の内にお献げします。
 第三に、信仰によって献げます。主がこの献金を大いに用いてくださり、また必要を備えてくださると信じて献げます。
 本日の礼拝のメッセージの後に、更新用紙を無記名で提出していただきます。全ての教会員がこの恵みの業に参加してくださると素晴らしいと考えています。一人一人が主の大命令に従って、この働きに参加し献げる者となりましょう。

<聖書のことば>
そこで私は、兄弟たちに勧めて、先にそちらに行かせ、前に約束したあなたがたの贈り物を前もって用意していただくことが必要だと思いました。どうか、この献金を、惜しみながらするのではなく、好意に満ちた贈り物として用意しておいてください。              
コリントへの手紙第二9章5節

2020年2月9日日曜日

「聖さを求める」

創世記19章1~14節
2020年2月9日 第2聖日
牧師 長江 忠司

 二人の御使いがロトの所にやって来て、ソドムの町へのさばきについて語りました。今日の箇所から3つのことを学びましょう。
 第一に、罪は強力に堕落へと導きます。ロトは元々アブラハムと共に歩んでいましたが、潤った低地に住むようになり、いつしかソドムの中心人物になっていました。罪は同様に私たちを堕落へと導きます。
 第二に、聖なる神は私たちが聖く歩むように願われています。ソドムの男たちは性的な欲望をもってやって来ました。人々は汚れた歩みをしていたのです。聖なる神は聖く歩むように願われています。
 第三に、キリスト者として普段から証しを立てる生活をすることです。ロトは娘の婿に裁きについて話しますが冗談と思われてしまいました。普段の証しができていなかったからでした。
 私たちは救われてこの世に遣わされています。ですから、聖く歩み神の栄光を現しましょう。聖さを求め、良い証しを立てて歩みましょう

<聖書のことば>
そこで、ロトは出て行き、娘たちを妻にしていた婿たちに告げた。「立って、この場所から出て行きなさい。主がこの町を滅ぼそうとしておられるから。」しかし、彼の婿たちには、それは悪い冗談のように思われた。              
創世記19章14節

2020年2月2日日曜日

「失われた一匹の羊」

ルカの福音書15章4~7節
2020年2月2日 第1聖日
牧師 長江 忠司

 イエス様のたとえ話を通して、学びましょう。
 第一に、人間は迷い出てしまっています。本来いるべき神から離れ、迷い出ているのです。
 第二に、迷い出た人間には死が待っています。迷い出た羊に死の危険が迫っているのと同じです。永遠のほろびが待っています。
 第三に、羊飼いなる主が捜しに出かけてくださいました。自分勝手に歩んでいる人間を救う為に出て来られました。今も捜し求めておられます。
 第四に、神は見出した時に喜ばれます。それだけ主は私たちを愛してくださっているのです。
 第五に、神は教会にその重要な役割を委ねられています。主は今、直接的に魂を捜し求める働きを教会に委ねられました。ですから教会は、そして私たち一人一人は、この役割、使命を果たす責任があるのです。
 今月は宣教月間です。私たち一人一人が宣教の大命令を覚えて、自分にできることを精一杯していきましょう。

<聖書のことば>
あなたがたのうちのだれかが羊を百匹持っていて、そのうちの一匹をなくしたら、その人は九十九匹を野に残して、いなくなった一匹を見つけるまで捜し歩かないでしょうか。
ルカの福音書15章4節