2022年3月27日日曜日

「友のために祈る」

ルカの福音書 11章 5~10節
2022年3月27日 第4聖日
牧師 長江 忠司

 イエス様のたとえ 話 を 通して 、 祈りに ついて 学びましょう 。
 第一に、 目の前の 飢え渇いた 友の ために 行動する ことです 。 真夜中 にやって 来た 友 を 思いやり 、 彼は パンを 分けて ほしいと 違う 友の 家に 来 て 頼みました 。 私たちの 身近 にも 、 霊的に 飢え渇いた 人が 多く おられます 。 その友の ために 行動し 祈 る 人は 幸い です 。
 第二に、 主を 信じて 祈り 求める ことです 。 真夜中 で 断られる ことも 覚悟していたでしょうが 、 友を 信頼して 真夜中に やって来 ました 。 もし その 友が しつこ く 頼むなら 、 それ ゆえに 必要な ものを なんでもあげるだろうと 主は 教えられました 。 父なる 神は 、 その 友とは 全く 異なります 。 私たち に どこまでも 恵み 豊かな お方 です 、 その 主に 信頼して 祈る ことです。
 第三に、 友の ために 行動す る 者を 主は 用いられる ことです 。 この たとえ話 の 結末 は 語られて いませんが 、 友は パンを あげた でしょう 。 主は 私たちをも 祈りの 答えとして 、 愛を 与える 者 として 用い たいと 願われています 。
 私たちの周りに 多くの 飢え渇いた 方が おられます 。 その 友の ために とりなし 、 また 行動する 者 でありましょう 。

<聖書のことば>
ですから、あなたがたに言います。求めなさい。そうすれば与えられます。探しなさい。そうす れば見出し ます。たた きなさい。そうすれば開かれます。
ルカの福音書 11章 9節

2022年3月20日日曜日

「霊的建築」

エズラ記 3章 1~5節
2022年3月20日 第3聖日
牧師 長江 忠司

 献堂記念礼拝において、エズラ記から学びます。私たちは建物の会堂のために祈り願っていますが、最も大切なのは霊的な建築です。
 第一に、主への礼拝を最優先にすることです。彼らは主への祭壇と神殿を優先して建築にとりかかりました。私たちの霊的な建築においても、ここが最も大切です。礼拝が最優先されてこそ、築き上げられていくことができます。
 第二に、妨害が来ても主のみことばに堅く立つことです。何度も敵が立ちはだかりました。それは今も同じであり、主に従おうとする時に必ずサタンは妨害して来ます。主に頼り、みことばに堅く立つ必要があります。
 第三に、砕かれた心で主に祈り、日々悔い改めて歩むことです。エズラは民が罪を犯した際に心から主に祈り、悔い改めました。主は私たちを愛しておられるからこそ罪を指摘してくださいます。その際に砕かれた心で悔い改めて歩むことが必要なのです。
 新会堂建築を心から願いつつも、同時に自分自身の霊的建築がどういう状態であるかを省みましょう。

<聖書のことば>
それから、常供の全焼のささげ物、新月の祭りやすべての聖別された主の例祭のためのささげ物、そして一人ひとりが進んで献げるものを、喜んで主に献げた。
エズラ記 3章 5節

2022年3月13日日曜日

「集まって聞け」

創世記 49章 1~7節
2022年3月12日 第2聖日
牧師 長江 忠司

 ヤコブは病で死を前にして、子供たちに語りました。その箇所から、教えをいただきましょう。
 第一に、情欲に警戒することです。ルベンは長子でしたが、情欲に流されて父のそばめと関係を持ち祝福を逃すことになりました。私たちも情欲 に流され残念な結果にならないように気をつけましょう。
 第二に、怒りの感情に支配されないことです。シメオンとレビは妹が乱暴されたことに怒り、シェケムの男を皆殺しにし、街を略奪しました。私たちも怒りに捕らわれる時に、冷静な判断ができなくなるものです。気をつけなければなりません。
 第三に、みことばをしっかりと聞くことです。聞けと言われています。主は今も私たちに聞きなさいと言われます。聞き流すのではなくて、自分のこととして聞き、応答するのです。
 神が語られるみことばを、どれだけしっかり聞き、自分のこととして受け止め従っているでしょうか。素直に受け止め、従う者でありましょう。

<聖書のことば>
のろわれよ、彼らの激しい怒り、彼らの凄まじい憤りは。私はヤコブの中で彼らを引き裂き、イスラエルの中に散らそう。
創世記 49章 7節

2022年3月6日日曜日

「先祖の地に帰してくださる」

創世記 48章 1~22節
2022年3月6日 第1聖日
牧師 長江 忠司

 ヤコブは病気になり、もうじき生涯を終えようとしていました。彼は子供たち一人一人に語ります。
 第一に、神の恵みを振り返り、証しすることです。ヤコブはエジプトに移り住み、17 年間過ごしました。彼はこれまでの歩みを振り返り、その守りと恵みに感謝し伝えました。私たちも人生を振り返り、神がなされた守りと恵みに感謝し、伝えることが大切です。
 第二に、神は後の者を先にして用いられることです。ヤコブは主の導きの中で長男のマナセではなく、次男のエフライムを祝福しました。主は人の見るようには見られず、後の者を祝福し用いられるお方です。神の視点で見るようにしましょう。
 第三に、全能の神とその約束に信頼することです。彼は今エジプトに住んでいましたが、全能の神がその約束を成就して、先祖の地に帰してくださると信じていました。そしてそのとおりとなって行きました。私たちも全能の神とその約束に信頼して歩みましょう。
 私たちにも困難な状況がありますが、同じ主が私たちと共に導いてくださいます。この主に信頼して歩みましょう。

<聖書のことば>
イスラエルはヨセフに言った。「私は間もなく死ぬだろう。しかし、神はおまえたちとともにおられ、おまえたちを先祖の地に帰してくださる。
創世記 48章 21節