2019年6月30日日曜日

「主による勝利」

創世記14章1~16節
2019年6月30日 第5聖日
牧師 長江 忠司

 ソドムの王を中心として5人の王の連合軍が、エラムの王たちの4人の王の連合軍と戦いましたが完敗しました。ロトたちは捕虜として連れ去られてしまいました。ここから3つのことを学びましょう。
 第一に、信仰生活に戦いや困難は必ず伴うことです。アブラムはその戦いに巻き込まれていくことになりました。私たちも信仰生活に必ず戦いがあることを理解している必要があります。
 第二に、魂を助けるために立ち上がる必要があることです。アブラムはロトたちを助けるために立ち上がり、戦いに行ったのです。私たちも魂を助けるために立ち上がる必要があります。
 第三に、神に信頼してこそ勝利があることです。アブラムたちが強かったのではなく、神が彼らに勝利を与えられました。
 私たちは間違ったものに頼らないようにしましょう。主にあってこそ、勝利することができるという原則を忘れないようにしましょう。

<聖書のことば>
アブラムは自分の親類の者がとりこになったことを聞き、彼の家で生まれたしもべども三百十八人を召集して、ダンまで追跡した。
創世記14章14節

2019年6月23日日曜日

「信仰の目で見る」

創世記13章10~18節
2019年6月23日 第4聖日
牧師 長江 忠司

 アブラムはロトと別れるにあたり、住む場所を選ばせました。
 ロトが取った行動ですが、彼は肉の目で見て良さそうな地を選びました。ヨルダンの低地全体がよく潤っていたのです。罪深い者が住む場所であったにもかかわらず、そこを選びました。
 次にアブラムが取った行動です。
 第一に、主のおことばを聞きました。主が彼に語り掛けられたおことばをまず聞きました。
 第二に、信仰の目で見ました。アブラムに与えられた約束を覚えて見たのです。全く違ったものが見えたでしょう。
 第三に、信仰によって従いました。聞くだけでなく、言われたことを信じて従ったのです。
 私たちは肉の目で見るのではなく、信仰の目で見て従って行きましょう。

<聖書のことば>
ロトが目を上げてヨルダンの低地全体を見渡すと、主がソドムとゴモラを滅ぼされる以前であったので、その地はツォアルのほうに至るまで、主の園のように、またエジプトの地のように、どこもよく潤っていた。
創世記13章10節

2019年6月16日日曜日

「人生の選択」

ヨシュア記24章14~15節
2019年6月16日 第3聖日
牧師 長江 忠司

 父の日にあたり、ヨシュアが民に選択を迫った箇所から共に学びましょう。私たちが人生を歩む上で大切なことは何でしょうか。
 第一に、これまでの歩みを回顧して主の恵みに感謝することです。色々なことがあったと思いますが、しかし振り返ると、いつも主が私たちにお恵みを与えてくださっていたことがわかります。私たちはそれを忘れてはならないし感謝することを忘れてはなりません。
 第二に、主を恐れ、誠実と真実をもって歩むことです。主の前にへりくだり、誠実と真実をもって主に従って行くことが最も大切なことです。
 第三に、主に仕えることを選び取ることです。ヨシュアはチャレンジを与える言い方で彼らが主に仕えることを選ぶように教えました。私たちの生涯にも多くの妨げがやって来ます。その際に、主に仕えることを選び取って行くことが求められているのです。
 人生は選択の連続です。正しく選択して祝福の生涯を送りましょう。

<聖書のことば>
もしも主に仕えることがあなたがたの気に入らないなら、川の向こうにいたあなたがたの先祖たちが仕えた神々でも、今あなたがたが住んでいる地のエモリ人の神々でも、あなたがたが仕えようと思うものを、どれでも、きょう選ぶがよい。私と私の家とは、主に仕える。」
ヨシュア記24:15

2019年6月9日日曜日

「平和をつくる者に」

創世記13章5~11節
2019年6月9日 第2聖日
牧師 長江 忠司

 エジプトを出てカナンの地に戻ることができましたが、アブラムの家畜の牧者とロトの家畜の牧者との間で争いが起こりました。残念ですが、教会内でも争いが生じて来ることがあります。
 争いが悪い理由について考えましょう。それは主の御心に反するからです。主は互いに愛し合うように命じておられます。もう一つは、悪い証しとなるからです。争いのある教会に来たいとは思わないものです。
 次に、争いがある時にどう対処すべきかについて考えましょう。
 第一に、平和な関係をつくることです。アブラムは争いを継続するのではなく、平和に歩む道を模索し提案しました。
 第二に、自分の権利をゆずることです。彼はロトに、進む場所の選択を優先させました。イエス様もそれをなされました。
 多くの場所で争いがあります。私たちは主にあって、互いの平和をつくる者として献げましょう。平和をつくる者として用いられましょう。

<聖書のことば>
全地はあなたの前にあるではないか。私から別れてくれないか。もしあなたが左に行けば、私は右に行こう。もしあなたが右に行けば、私は左に行こう。
創世記13章9節

2019年6月2日日曜日

「交わりの心得」

使徒の働き2章46~47節
2019年6月2日 第1聖日
牧師 長江 忠司

 教会は単にメッセージを聞くだけの場所ではありません。共に礼拝を献げるだけでなく、兄姉が共に交わることが非常に大切です。
 第一に、クリスチャンにとって交わりは不可欠であると覚えましょう。これ無くして霊的に成長することは難しいと言うことができます。互いに励まし励まされて歩む必要があります。
 第二に、受けるよりも与える心で交わりましょう。イエス様は「受けるよりも与えるほうが幸いである」と言われました。主は与える者を祝福してくださいます。与えるつもりで教会に集うようにしましょう。
 第三に、謙遜さを持って交わりましょう。人を見下して交わっても、何も良いものは生まれません。みことばにあるように互いに人を自分よりも優れた者と見て、謙遜に交わることが大事です。
 一緒に集まることを止めてはいけません。主を中心として、主が集められた者同志、互いに交わりましょう。主はそのような教会を祝福し、さらに魂を増し加えてくださるのです。

<聖書のことば>
そして毎日、心を一つにして宮に集まり、家でパンを裂き、喜びと真心をもって食事をともにし、神を賛美し、すべての民に好意を持たれた。主も毎日救われる人々を仲間に加えてくださった。
使徒の働き2章46~47節