2024年3月3日日曜日

「ゲッセマネの祈り」

マルコの福音書 14章 32~42節
2024年 3月 3日 第1聖日
牧師 長江 忠司

 今月 31 日はイースター・復活記念礼拝です。それまでにもう一度、イエス様の受難について学びましょう。本日はイエス様がゲッセマネで祈られた箇所から学びます。
 第一に、主は私たちの代わりに死ぬ程に悲しみ苦しまれました。父なる神様との関係が断絶されることをご存知だったからです。それは私たちを救うためでした。私たちも時に苦難にあいますが、主が私たちのためにそれ程の苦しみにあわれたことを覚えましょう。
 第二に、主は心打ち明けて祈りつつ、父なる神のみこころに従われました。主は思いを正直に打ち明けつつも、父なる神のみこころが最善であると信じて従われました。私たちも同様に祈り、みこころに従いましょう。
 第三に主は祈りによって既に勝利されていたことです。イエス様は祈られた後、動じることなるまっすぐに十字架に向かい進まれました。祈りの時点で既に勝利されていたのです。
 人生に苦難は必ずありますが、主の模範に倣って、私たちも神に祈り、勝利させていただきましょう。

<聖書のことば>
そしてこう言われた。「アバ、父よ、あなたは何でもおできになります。どうか、この杯をわたしから取り去ってください。しかし、わたしの望むことではなく、あなたがお望みになることが行われますように。」
マルコの福音書 14章 36節