2023年12月10日日曜日

「主の平安があるように」

ペテロの手紙第一 5章 13~14節
2023年12月10日 第2聖日
牧師 長江 忠司

 先週はペテロの手紙の結論部分から学びました。本日がこのシリーズの最終回となります。
 第一に、離れている兄姉のために祈ることです。ローマの教会にいたクリスチャンたちはこの手紙の読者たちのことを覚えて、よく祈っていたのでしょう。私たちも距離が離れていても、救われていない方や離れている兄姉のために祈る必要があります。
 第二に、主の愛をもって育てることです。ここでかつて働きから離脱してしまったマルコの名前が出て来ます。しかしバルナバと歩む中で変えられ、成長し、主に豊かに用いられる者となりました。私たちもバルナバのように、主の愛をもって人を育てる者となれたら幸いです。
 第三に、主の平安があるように祈ることです。物質的に富んでいても、心に安らぎのない人は多いのです。大切なのは主にある平安を得ることです。
 たとえ距離が離れていても、魂のことを思いやりましょう。そして自分自身のためにも相手のためにも、主の平安があるように祈りましょう。

<聖書のことば>
愛の口づけをもって互いにあいさつを交わしなさい。キリストにあるあなたがたすべての者に、平安がありますように。
ペテロの手紙第一 5章 14節