ペテロの手紙第一 3章 19~22節
2023年7月16日 第3聖日
牧師 長江 忠司
2023年7月16日 第3聖日
牧師 長江 忠司
今日の箇所も、クリスチャンが受ける苦しみについて記されています。大変難解な箇所ですので最初に説明します。その上で、3つのことを学びましょう。
第一に、たとえ苦難があっても主に従い通すことです。ノアと家族は神のおことばを信じて準備し、人々に伝えましたが、人々は信じようとせず従いませんでした。しかし彼らはそれでも主に従い通しました。
第二に、苦難の中で主への誓いを新たにすることです。バプテスマは救いの条件ではないですが、救われた者の主への誓いです。苦難の時に信仰が揺らいでしまいがちですが、その時こそ、主への誓いを新たにすることです。
第三に、苦難を通して、神の栄光が現れると覚えることです。イエス様は人類のために身代わりに十字架にかかり苦しみ死なれました。あの贖いの業のゆえに、今神の右に着座されているのです。苦難は神の栄光の現れる時であると覚えることが必要です。
苦難の時、どうしても弱りやすいものです。しかし、その時こそ信仰が試されています。主の栄光のために最後まで従い通しましょう。
<聖書のことば>
イエス・キリストは天に上り、神の右におられます。御使いたちも、もろもろの権威と権力も、この方に服従しているのです。
イエス・キリストは天に上り、神の右におられます。御使いたちも、もろもろの権威と権力も、この方に服従しているのです。
ペテロの手紙第一 3章 22節