ペテロの手紙第一 2章 24~25節
2023年5月21日 第3聖日
牧師 長江 忠司
2023年5月21日 第3聖日
牧師 長江 忠司
前回に続いて、しもべたちに語られたおことばから学びます。ここには、私たちクリスチャンの置かれている状態が記されています。
第一に、私たちは主によって癒されました。かつては罪の病により、神を無視して滅びに向かって歩んでいました。しかし今は癒されて、新しいいのちが与えられているのです。また、少しずつ聖められていますし、時に受ける心の傷も主により癒していただけます。主は癒し主です。
第二に、私たちは牧者である主のもとに帰りました。牧者と羊の関係を考えると、主と私たち人間の関係がわかります。牧者は羊を導き、養い、迷うならば捜し出し、守ります。同様に、牧者なる主は私たちを導き、みことばによって養い、迷うならば捜し出し、敵から守ってくださるのです。十字架こそまさにそうであったのです。
問題は、私たちが羊であると自覚していないことです。羊とよく似た弱い存在であることを自覚することが大切です。そして、牧者である主に従って行きましょう。共に歩んで下さる主から、目を離さないようにしましょう。
<聖書のことば>
あなたがたは羊のようにさまよっていた。しかし今や、自分のたましいの牧者であり監督者である方のもとに帰った。
あなたがたは羊のようにさまよっていた。しかし今や、自分のたましいの牧者であり監督者である方のもとに帰った。
ペテロの手紙第一 2章 25節