2023年4月2日日曜日

「十字架で苦しみ死なれた主を覚える」

マタイの福音書 27章 24~50節
2023年4月2日 第1聖日
牧師 長江 忠司

 先週に引き続き、イエス様の受難について学びます。
 第一に、主が誰よりもあざけられ苦しめられたことを忘れてはいけません。ローマの鞭で打たれ体中 が ズタズタになったことでしょう。また、ローマ兵から あざけられました。栄光の主が私たちのために、 誰よりも苦しめられあざけられたことを忘れてはいけません。
 第二に、主が苦難の道を歩み通されたことを忘れてはいけません。主はビアドロローサという苦難の道を、十字架の横木を背負って歩んで行かれました。逃れることができましたが、カルバリの丘まで歩まれました。
 第三に、主の十字架の苦しみは愛を表わしていることを忘れてはいけません。十字架刑はすぐには死なせず長く苦しめる恐ろしい死刑方法でした。イエス様は十字架から降りることができましたが、 私たちへの愛がそうさせませんでした。
 私たちの人生に 時に苦しみがやって来ます。信仰を持っているのにどうしてと思うことがあるかもしれません。しかしそのような時、十字架のイエス様を覚えて、勝利させていただきましょう。

<聖書のことば>
三時ごろ、イエスは大声で叫ばれた。「エリ、エリ、レマ、サバクタニ。」これは、「わが神、わが神、どうしてわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。
マタイの福音書 27章 46節