2023年4月9日日曜日

「希望に満ちたイースター」

マタイの福音書 28章 5~6節
2023年4月9日 第2聖日
牧師 長江 忠司

 主が十字架で死なれた後、弟子たちは希望を失い、恐れて隠れておりました。私たちが確かな希望を持って歩むために必要なことを学びましょう。
 第一に、主の約束は必ず成就すると信じ、心に留めて歩むことです。弟子たちは主からイエス様の十字架の死と復活について聞いていたものの信じず、心に留めていなかったので希望を失いました。主の約束は聞いているだけでは駄目なのです。
 第二に、主が共に歩まれていると覚えて歩むことです。彼らは主が死んで共に歩まれなくなった時に希望を失い恐れましたが、復活の主が共に歩まれた時に希望に満ちました。主はいつも私たちと共にいてくださると約束してくださっています。
 第三に、主が死に勝利させてくださると覚えて歩むことです。主は死なれましたが復活され、肉体を持って弟子たちの前に姿を現されました。それが初穂であるとコリント書に教えられています。私たちも死に勝利し、やがて朽ちない完全な体を与えていただくことができるのです。
 主こそが確かな希望を与えてくださるいつも心に留めて歩みましょう。

<聖書のことば>
ここにはおられません。前から言っておられたとおり、よみがえられたのです。さあ、納められていた場所を見なさい。
マタイの福音書 28章 6節