2022年12月18日日曜日

「予期せぬ恐れる状況において」

ルカの福音書 1章 26~38、46~50節
2022年12月18日 第3聖日
牧師 長江 忠司

 マリヤは御使いから、聖霊により身ごもったと突然知らされました。離婚か死刑もあり得る恐れる状況でした。しかし彼女はその中で神に委ね、神を賛美したのです。どうしたらそのように歩めるのでしょうか。
 第一に、神は語られた事を必ず成就されると信じることです。この確信が無いならば不安になるでしょう。しかし、神が語られたことは必ず成就すると確信するなら、平安があり神をほめたたえることができます。
 第二に、神のしもべと自覚し、決意を持って歩むことです。マリヤはへりくだり、自分が神のしもべであると自覚していただけでなく、神のしもべとして、どこまでも従順に歩む決意がありました。
 第三に、神の御計画を覚え、この先の幻を見ることです。彼女は自分のことだけでなく、この先に彼女に与えられた幸いが広がって行くことを見ていました。それゆえに喜び、神をほめたたえることができました。
 クリスマスのこの時期に、私たちもマリヤのような信仰により、予期せぬ恐れる状況においても、主をほめたたえて歩みましょう。
 
<聖書のことば>
マリアは言った。「私のたましいは主をあがめ、私の霊は私の救い主である神をたたえます。
ルカの福音書 1章 46~47節