2022年10月9日日曜日

「ひたすら待ち望みなさい」

ペテロの手紙第一 1章 13節
2022年10月9日 第2聖日
牧師 長江 忠司

 信仰ゆえの迫害があり離散していた彼らでしたが、救いから来る栄えに満ちた喜びがありました。その彼らがどう歩むべきかが教えられます。
 第一に、霊的な機敏さを持つことです。それが心を引き締めるの意味です。主は私たちを愛してくださっているので、みことばにより神のみこころを教え導いてくださいます。その時に、聞くだけで先延ばしにするか、機敏さを持って従うかで歩みは全く異なってきます。
 第二に、霊的に目を覚ましていることです。悪魔は私たちを堕落させ神様と教会から引き離そうと狙っています。私たちは霊的に目を覚まして警戒する必要があるのです。
 第三に、再臨のお恵みをひたすら待ち望むことです。単に思いの上で待ち望むというのではなく、希望の軸足を置くことです。主は再びやって来られます。その主にお会いする時を待ち望みましょう。
 クリスチャンも気をつけないと、この世に希望を置いて歩んでしまいがちです。希望を置くものを間違えてはいけません。再臨の主が与えてくださる恵みに希望を置いて歩みましょう。

<聖書のことば>
ですから、あなたがたは心を引き締め、身を慎み、イエス・キリストが現れるときに与えられる恵みを、ひたすら待ち望みなさい。
ペテロの手紙第一 1章 13節