2022年7月3日日曜日

「ペテロの自己紹介」

ペテロの手紙第一 1章 1節
2022年7月3日 第1聖日
牧師 長江 忠司

 本日より、ペテロの手紙第一の講解説教を開始します。著者はペテロです。今日の箇所は彼の自己紹介に当たる部分です。
 第一に、主はペテロを知った上で召されました。突っ走りやすく、後にイエス様を否定する彼のすべてを主はご存知の上で召されたのです。私たちも同じです。無に等しい私たちをご存知の上で召してくださいました。
 第二に、主はペテロを宣教の働きに遣わされました。復活の主から主の羊を飼うように言われました。私たちは使徒ではありませんが、同様に福音が委ねられ遣わされています。その私たちはペテロのような使命感を持って歩んでいるでしょうか。
 第三に、主はペテロの将来の姿を見ておられました。主はシモンに石という意味のペテロというニックネームをつけられました。彼は主によって訓練されて後に初代教会のリーダーとして用いられたのです。主は彼の将来の姿を見ておられたのです。
 私たちも自分自身や周りの魂の現在の状況だけを見ていてはいけません。将来変えられている姿を見て、とりなし伝えて行きましょう。

<聖書のことば>
イエス・キリストの使徒ペテロから、ポントス、ガラテヤ、カパドキア、アジア、ビティニアに散って寄留している選ばれた人たち、すなわち、
ペテロの手紙第一 1章 1節