ペテロの手紙第一 1章 1節
2022年7月10日 第2聖日
牧師 長江 忠司
2022年7月10日 第2聖日
牧師 長江 忠司
本日はこの手紙の宛先から、特に寄留者について学びます。
第一に、寄留者としての自覚を持つことです。今いる場所は一時的であり、天の御国という帰る国があるのです。そのことを自覚し、また誇りに思うことが大切です。
第二に、一緒に集まることを大切にすることです。彼らは散らされた先で集まり、そこでこの手紙を読み励まし合っていたと考えられます。クリスチャンの少ない日本ですが、だからこそ一緒に集まることを大切にして、互いに励まし合うことが大切なのです。
第三に、御国で主とお会いする時を意識して歩むことです。この地上生涯はやがて終わり、御国に入れていただきます。そこで私たちが愛し信じてきた主とお会いするのです。先に召された兄姉とも再会します。その時を意識して、今どう歩むべきかを考えることが大切です。
気をつけないと、私たちも神を信じていない方と同じような価値観で、地上生涯だけを考えて歩んでしまいがちです。そうではなくて、寄留者としての自覚を持ち、御国を覚えて、今なすべきことを行いましょう。
<聖書のことば>
イエス・キリストの使徒ペテロから、ポントス、ガラテヤ、カパドキア、アジア、ビティニアに散って寄留している選ばれた人たち、すなわち、
イエス・キリストの使徒ペテロから、ポントス、ガラテヤ、カパドキア、アジア、ビティニアに散って寄留している選ばれた人たち、すなわち、
ペテロの手紙第一 1章 1節