2021年9月19日日曜日

「力を失う時に」

コリント人への手紙第二 12章 9~10節
2021年9月19日 第3聖日
牧師 長江 忠司

 人は年老いていくにつれて、段々と力を失うものです。いや若くても、厳しい試練が続くと気力を失うのです。何を覚えるべきでしょうか。
 第一に、神のみことばを聞くことです。人はパンだけで生きるのではなく、神のみことばで生きるように造られています。みことばが私たちを強めます。ですから、どんな時もまず神のみことばを聞くことです。
 第二に、永遠の視点で見ることです。置かれている今の状況だけを見ていると落胆してしまいます。でも私たちは救われて永遠のいのちが与えられ永遠に生きる者とされています。永遠の視点で見ることが大切です。
 第三に、キリストに心を向けることです。イエスキリストは私たちを愛し十字架で身代わりに死んでくださいました。3 日目によみがえられたのです。その生ける主が私たちと共におられ、導いてくださるのです。その主に心を向けているなら、力が与えられます。
 力を失わない人はおりません。だからこそ、変わらない主に心を向けて歩みましょう。

<聖書のことば>
しかし主は、「わたしの恵みはあなたに十分である。わたしの力は弱さのうちに完全に現れるからである」と言われました。ですから私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。
コリント人への手紙第二 12章 9節