2021年9月12日日曜日

「忘れ去られたヨセフ」

創世記 40章 1~23節
2021年9月12日 第2聖日
牧師 長江 忠司

 ヨセフは偽りの訴えをされて投獄されてしまいました。牢獄の中での彼の歩みをとおして3つのことを学びましょう。
 第一に、神は私たちに機会を与えられます。神はヨセフに王に仕えていた 2 人の人物が見た夢を解き明かす機会を与えられました。彼はその機会を捉えて活かしたのです。私たちも主から与えられた機会を逃してはいけません。
 第二に、神は私たちに力を与えられます。ヨセフは神が夢の解き明かしの力を与えてくださると信じ告げました。それは私たちも同じで、力は主から与えられます。主に求め、信じて進み出ることが必要です。
 第三に、神は私たちを忘れることがありません。夢の解き明かしのとおり助かった献酌官長は、ヨセフのことを忘れてしまいました。しかし、主は彼のことを忘れておられませんでした。それどころか、彼についての御計画を進めておられたのです。
 私たちも厳しい状況に置かれることがあるかもしれません。しかし、主は決して私たちを忘れることなく導いておられることを覚えましょう。

<聖書のことば>
ところが、献酌官長はヨセフのことを思い出さないで、忘れてしまった。
創世記 40章 23節