2021年9月5日日曜日

「奴隷から囚人へ」

創世記 39章 1~23節
2021年9月5日 第1聖日
牧師 長江 忠司

 39 章でヨセフの歩みに戻ります。
 第一に、置かれた状況で忠実に仕えることが良い証しとなることです。奴隷として売り飛ばされ自暴自棄になりいい加減に仕えていてもおかしくなかったヨセフでしたが、ポティファルでも監獄でも忠実に歩みそれが証しなりました。私たちもどの様な場所に遣わされるにしても、忠実に歩むことをとおして、良い証しをすることができます。
 第二に、神を恐れることが誘惑への勝利につながることです。彼は主人の妻から誘惑された時に、神に対して罪を犯すことはできないと神を恐れて歩んでいました。私たちは様々な誘惑にあうものですが、神を恐れることにより打ち勝つことができることを覚えましょう。
 第三に、主が共におられる事実を覚えることが祝福につながることです。ヨセフは常にその事実を覚えて歩んでいたのでしょう。だからこそ忠実に、神を恐れて歩んだと言うことができます。これは単に知識として知るのではなく、いつも覚えて歩む必要があります。
 今後どのような状況になるにせよ、この 3 つを心に留めて歩みましょう。

<聖書のことば>
監獄の長は、ヨセフの手に委ねたことには何も干渉しなかった。それは、主が彼とともにおられ、彼が何をしても、主がそれを成功させてくださったからである。
創世記 39章 23節