2021年8月22日日曜日

「兄弟たちの企み」

創世記 37章 12~36節
2021年8月22日 第4聖日
牧師 長江 忠司

 ヤコブから偏愛されていたヨセフは兄弟たちから妬まれ憎まれます。3つの点で学びましょう。
 第一に、祝福は従順から始まります。ヨセフは父から遠方へ使いに出されましたが、「はい、参ります」という従順な態度で従いました。これは彼の神様への態度にも通ずるところがあると思います。神への素直で従順な態度から、神の祝福は始まるのです。
 第二に、悪しき者の企みがあります。兄たちは父がいないのを良いことに、ヨセフを奴隷として売り飛ばしてしまいました。サタンも生きて、私たちに対して悪い企みを持って近づき妨害してきます。私たちは警戒する必要があるのです。
 第三に、神は働かれて御計画を進められます。兄たちはヨセフの夢がどうなるかに関心があったようですが、神は御計画を進められて不思議な方向へと導いて行かれました。主は私たちにも同様にしてくださるのです。
 サタンはこの世の支配者です。悪企みを持って私たちをも狙っています。だからこそ、主の信頼し、従って歩みましょう。

<聖書のことば>
さあ、ヨセフをイシュマエル人に売ろう。われわれが手をかけてはいけない。あいつは、われわれの弟、われわれの肉親なのだから。」兄弟たちは彼の言うことを聞き入れた。
創世記 37章 27節