2021年8月1日日曜日

「エサウとその子孫の歩み」

創世記 36章 1~43節
2021年8月1日 第1聖日
牧師 長江 忠司

 36 章ではエサウとその子孫の生涯について記されています。ここから3 つの点で教えをいただきましょう。
 第一に、神のみこころを優先して歩むことです。エサウはカナン人の妻などと一緒になり、両親を悩ましたことが書かれています。エサウは自分の欲を優先し、神のみこころを考えずに歩んだのです。私たちもそうした歩みをしないように気をつける必要があります。
 第二に、主から示されたら直ちに悔い改めることです。彼は神の祝福よりも肉欲を優先する者でした。その姿勢を悔い改める機会がありましたが、それをせず歩みました。私たちは示されたら直ちに悔い改めることです。
 第三に、永遠の視点で人生を見ることです。エサウの子孫はとても栄えたことがわかります。それに対して、ヤコブの子孫はこの後、エジプトへ行き奴隷になってしまいます。一見、エサウとその子孫の方が幸福そうに感じますが、そうではないのです。私たちは永遠の視点で見る必要があります。
 信仰によってエサウの生き方を選ばず、主のみこころを求める生き方を選びましょう。

<聖書のことば>
イスラエルの子らを王が治める以前、エドムの地で王として治めた者は次のとおりである。
創世記 36章 1節