詩篇 146篇110節
2021年6月6日 第1聖日
牧師 長江 忠司
2021年6月6日 第1聖日
牧師 長江 忠司
神を信じていない人であっても、何かに望みを置いて人生を歩んでいるものです。聖書はこの世のものに望みを置くのではなく、主に望みを置くように教えています。
この世のものに望みを置いてはいけない理由は、一つは変わりやすいからです。いつまでも変わらないものはこの世に存在せず、すべては変わっていきます。もう一つははかないものだからです。強い権力者であっても、やがては死ぬ時がやって来ます。それらに頼ることは空しい結果に終わるのです。
次に、なぜ主に望みを置くべきなのでしょうか。
第一に、主はとこしえに真実なお方だからです。主はどこまでも真実なお方であり、不誠実な私たちに対して誠実を尽くしてくださいます。
第二に、主は弱き者を休ませ、強め、正しく導いてくださるお方だからです。主は弱き者を見捨てられることはなさいません。必ず重荷を負い休ませ強め、導いてくださいます。
何に望みを置くかで人生は変わってきます。本当に信頼することのできる変わらない真実な主に望みを置いて歩みましょう。
<聖書のことば>
幸いなことよヤコブの神を助けとし その神 主 に望みを置く人。
幸いなことよヤコブの神を助けとし その神 主 に望みを置く人。
詩篇 146篇5節