2021年2月14日日曜日

「献げる恵みにあずかる」

コリント人への手紙第二 8 章 1~7 節
2021年2月14日 第2聖日
牧師 長江 忠司

 パウロはマケドニアの諸教会の出来事を述べて、献げる恵みにあずかるように勧めました。ここから 3 つの点で学びましょう。
 第一に、たとえ苦難の中でも、主にあって喜ぶことができることです。マケドニアの諸教会は迫害下にありましたが、それでも喜びに満たされていました。私たちを救い愛してくださっている主にしっかりと目を留めていれば、苦難の中にあっても喜び感謝して歩むことができます。
 第二に、主は喜び献げる者を祝福してくださることです。彼らの献げる模範が記されています。自ら進んで、自分自身を、そして力に応じ、力以上に献げました。私たちもその模範に倣うことが必要です。
 第三に、主に献げることは素晴らしいお恵みであることです。普通は受けることが恵みと捉えがちです。しかし主に献げることはもっと素晴らしい恵みなのです。主はそれに対して豊かに報いてくださいます。
 人生で何に献げるかは私たちの選択にかかっています。私たちのために死んでくださった主に、自分の持つものを進んで喜びつつ献げましょう。

<聖書のことば>
あなたがたはすべてのことに、すなわち、信仰にも、ことばにも、知識にも、あらゆる熱心にも、私たちからあなたがたが受けた愛にもあふれています。そのように、この恵みのわざにもあふれるようになってください。
コリント人への手紙 8章 7節