2021年2月7日日曜日

「教会の自己点検」

ヨハネの手紙第一 4章9~11 節
2021年2月7日 第1聖日
牧師 長江 忠司

 宣教は主が教会に与えられた大切な使命でありこれに努めていく必要がありますが、同時に教会は霊的状態について点検する必要があります。
 第一に、キリストを神とする信仰告白の上に立っているかです。主はペテロのイエス様こそ生ける神の子キリストですという信仰告白の上に教会を建てると言われました。教会は常にキリストが土台となっているか、またキリストが頭として歩んでいるかを点検する必要があります。
 第二に、主を愛し、主にある兄姉を愛しているかです。主は互いに愛し合うようにと新しい戒めを与えられました。本当に主を愛しているなら、教会を愛し、教会の兄姉をも愛するものです。
 第三に、主のみことばに従っているかです。みことばを聞くだけのクリスチャンであってはなりません。聞くだけだと霊的に成長することはできないのです。主は私たちが聞いたみことばに応答して従い、霊的に成長していくことを願われています。
 主は私たちが出て行く前に、教会を、そして自分自身を点検するように望まれています。これらが健全な状態であってこそ、宣教の働きは前進し、実を結ぶことができるのです。

<聖書のことば>
愛する者たち。神がこれほどまでに私たちを愛してくださったのなら、私たちもまた、互いに愛し合うべきです。
ヨハネの手紙第一 4章11節