2020年8月9日日曜日

「ヤコブとエサウの選択」

創世記25章24~34節
2020年8月9日 第2聖日
牧師 長江 忠司

 イサクとリベカに与えられた双子の子供エサウとヤコブが成長した時の、ある日の出来事が書かれています。ヤコブはエサウと取引し、長子の権利を自分のものとしました。ここから教えをいただきましょう。
 第一に、神から選ばれたことを忘れないようにしましょう。エサウが愚かでヤコブが賢明だったので、ヤコブが長子の権利を手にすることができたのではなく、そこには神の選びがありました。私たちも神の選びがあったことを忘れないようにしましょう。
 第二に、神の前に淫らで俗悪な者となる道を選ばないようにしましょう。聖書はエサウの選択がそのようなものであると記しています。
 第三に、神の祝福を熱心に求めて選ぶようにしましょう。ヤコブは神の祝福を熱心に求めていました。私たちも今、何を熱心に求めるのか選択が迫られています。
 日々何気なく選ぶことが多いですが、主の導きをいただいて正しい道を選択するようにしましょう。

<聖書のことば>
するとヤコブは、「今すぐ私に、あなたの長子の権利を売ってください」と言った。エサウは、「見てくれ。私は死にそうだ。長子の権利など、私にとって何になろう」と言った。
創世記25章31~32節