2020年8月23日日曜日

「エジプトに下ろうとしたイサク」

創世記26章1~11節
2020年8月23日 第4聖日
牧師 長江 忠司

 飢饉があり、イサクはエジプトに下ろうとしましたが、主はそこに下らないように言われました。
 第一に、約束を信じて主にとどまることです。主は再度、アブラハムに与えられた約束をここで確認されました。エジプトは安心な場所だったでしょうが、主の約束にとどまるように言われたのです。
 第二に、人ではなく主を恐れることです。彼は妻を妹と言って偽りました。妻を奪われ自分が殺されるのではないかと、人を恐れたからでした。私たちも人ではなく主を恐れるべきです。
 第三に、主は回復させてくださると覚えることです。神の介入があり、そのお陰でイサクは元の状態に、いやそれ以上の祝福された状態になることができました。主は私たちをも同様に取り扱ってくださいます。
 私たちの前にも厳しい問題が起きて来ます。その時こそ、主の約束に頼り、主を恐れて歩むようにしましょう。

<聖書のことば>
あなたはこの地に寄留しなさい。わたしはあなたとともにいて、あなたを祝福する。あなたとあなたの子孫に、わたしがこれらの国々をすべて与える。こうしてわたしは、あなたの父アブラハムに誓った誓いを果たす。
創世記26章3節