2020年7月5日日曜日

「アブラハムのしもべの信仰」

創世記24章10~27節
2020年7月5日 第1聖日
牧師 長江 忠司

 アブラハムはしもべに、イサクの嫁をさがすために遣わしました。しもべはアハム・ナハライムに着きました。3つの点で学びましょう。
 第一に、事の始めに祈ることです。しもべは直ちに相手となる女性をさがし始めて良かったのですが、彼が始めにしたことは神に祈ることでした。神は私を導かれる。神の導きは私の思いよりも良い。神は祈りに応えてくださるという信仰があったからでしょう。
 第二に、恵みに感謝して、神に礼拝を献げることです。しもべは願いが聞かれた際に、その場でひざまずき主を礼拝しました。私たちも彼の礼拝の姿勢に倣う必要があります。
 第三に、神は恵みとまことを捨てられないと覚えることです。神は私たちに対しても恵みとまことを捨てられることはなさいません。
 アブラハムのしもべの旅は、私たちの人生の旅と比較することができます。祈りと礼拝を重んじ、神のまことを心に留めて、歩むようにしましょう

<聖書のことば>
その人は、ひざまずき、主を礼拝して、こう言った。「私の主人アブラハムの神、主がほめたたえられますように。主は、私の主人に対する恵みとまことをお捨てになりませんでした。主は道中、この私を導いてくださいました。主人の兄弟の家にまで。」
創世記24章26~27節