2020年6月14日日曜日

「思い乱れうなだれる時」

詩篇42篇1~11節
2020年6月14日 第2聖日
牧師 長江 忠司

 本日は詩篇 42 篇から、思い乱れうなだれる程の苦しみの時に、私たちが覚えるべきことについて学びましょう。
 まず、信仰生活に苦しみは必ずあるものと覚えましょう。信仰生活に入ると苦しみが一切無くなるのではありません。主の許しの中で苦しみが与えられることを覚えている必要があります。
 次に、その中でなすべきことは何でしょうか。
 第一に、神の恵みを思い返し、主をほめたたえることです。苦しみの中に入れられると、人はついつい呟き嘆いてしまいがちです。しかし、その時こそ、主の恵みを思い返しほめたたえることです。
 第二に、神を慕い求め、待ち望むことです。主に期待して、みことばを待ち望み、主のみわざを待ち望むことです。
 そのように神をほめたたえ待ち望み歩む時に、人は神から新たな力が与えられます。苦難を乗り越えて行くことができるのです。苦難の時こそ、信仰が問われています。しっかりと神に目を向けて歩みましょう。

<聖書のことば>
わがたましいよなぜおまえはうなだれているのか。私のうちで思い乱れているのか。神を待ち望め。私はなおも神をほめたたえる。御顔の救いを。
詩篇42篇5節