2019年10月6日日曜日

「全能の主に頼れ」

創世記17章1~2節
2019年10月6日 第1聖日
牧師 長江 忠司

 神はここであらためてアブラムへの契約を確認されました。ここから、私たちが覚えるべき3つのことを学びましょう。
 第一に、主は不可能を可能とする全能の神です。これは、どんな事でもできるという意味と、足りないものを補い必要を満たしてくださるという意味があります。
 第二に、主の目を意識し主に頼り歩むことを主は願われています。神は私たちが主の前を歩んで主の目を意識して、主に頼って歩むように言われました。私たちが意識するべきなのは人の目ではなく主の目です。
 第三に、主はどこまでも恵み深いお方です。アブラムは99歳になり体力が衰えていたでしょう。神の約束への期待が薄れて来ていたかもしれません。だからこそ、主は契約を再度確認されました。主は彼らの不信仰にかかわらず、恵みをもって臨まれたのです。
 彼らが弱くなった時に、主の強さが現わされます。私たちは弱さを覚える時に、主に全面的に頼って歩みましょう。

<聖書のことば>
さて、アブラムが九十九歳のとき、主はアブラムに現れ、こう言われた。「わたしは全能の神である。あなたはわたしの前に歩み、全き者であれ。
創世記17章1節