2019年5月5日日曜日

「試練が来た時に」

創世記12章10~13節
2019年5月5日 第1聖日
牧師 長江 忠司

 アブラムたちがネゲブに移動した時、試練がやって来ました。彼らはエジプトに逃れ、罪を犯してしまいます。試練が来た時に必要なことを学びましょう。
 第一に、自分ではなく主に頼るべきです。アブラムは激しい飢饉が来て死の危険を覚えたのでしょう。それで主ではなく自分の判断に頼りました。そうではなく試練の時こそ、主に頼る必要があります。
 第二に、一つの罪から他の罪へ発展すると覚え警戒するべきです。アブラムは妻を妹と偽り、パロに与えてしまいました。私たちも一つの罪が他の罪を生じさせて行くことを覚え警戒しましょう。
 第三に、信仰を持って正しく応答するべきです。彼は激しい試練の中で、信仰を持って応答することをしませんでした。それで間違った対応をしてしまいました。主は愛する子に試練を与えられることを覚えて、信仰によって正しく応答することが大事なのです。
 試練が来た時こそ、主に頼り信仰をもって対応するようにしましょう。

<聖書のことば>
さて、この地にはききんがあったので、アブラムはエジプトのほうにしばらく滞在するために、下って行った。この地のききんは激しかったからである。
創世記12章10節