2019年4月14日日曜日

「ご自分で十字架を負われた主」

ヨハネの福音書19章14~24節
2019年4月14日 第2聖日
牧師 長江 忠司

 イースターを前に、キリストの受難を覚えましょう。
 第一に、キリストを拒み十字架へ追いやったのは私たちです。ピラトは無実のキリストを釈放しようとしましたが、ユダヤ人指導者や群衆は十字架へつけるように訴えました。それは私たちでもありました。
 第二に、キリストは私たちのためにご自分で十字架を負いゴルゴタへ向かわれました。さんざん痛めつけられた後、私たちの身代わりに死ぬために、キリストはご自分で十字架を負ってゴルゴタへ向かわれたのです。
 第三に、キリストは私たちの罪と共に十字架にはりつけにされました。一切、抵抗されることがありませんでした。呪われた十字架刑にかかり死んでくださいました。そのお陰で、私たちは信仰をとおして救われることができたのです。
 私たちはその救い主に対して、どのような心で向き合っているでしょうか。ご利益的に信じてはいけません。これ程までに私たちのために献げてくださった主のために、私たちも献げて行きましょう。

<聖書のことば>
彼らはイエスを受け取った。そして、イエスはご自分で十字架を負って、「どくろの地」という場所(ヘブル語でゴルゴタと言われる)に出て行かれた。
ヨハネの福音書19章17節