マルコの福音書14章32~42節
2019年4月7日 第1聖日
牧師 長江 忠司
2019年4月7日 第1聖日
牧師 長江 忠司
イースター礼拝を前に、主の受難を覚えましょう。ゲッセマネの祈りから学びます。
第一に、主は私たちの代わりに恐れと悲しみでもだえ苦しまれました。それは父なる神との関係が断絶されることから来るものであったと考えられます。イエス様はまさに罪人として、神にさばかれたのです。
第二に、主はその中で祈りに心を注がれました。一人悩んだり、人に相談されたりではなくて、ただただ神に祈られたのです。苦しみに打ち勝つ秘訣は祈りにあることがわかります。
第三に、主は思いを打ち明けつつ、御心を求め従われました。このプロセスが大切です。私たちも問題の中にある時に、苦しみを理解し同情してくださる主に思いを打ち明けつつ、みこころを求め従って行きましょう。
苦しむ必要のなかった主が、もだえ苦しまれました。そして十字架にはりつけにされました。私たちはその主を覚えて主に悩みを打ち明け、御心を求めて歩みましょう。
<聖書のことば>
またこう言われた。「アバ、父よ。あなたにおできにならないことはありません。どうぞ、この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしの願うことではなく、あなたのみこころのままを、なさってください。」
またこう言われた。「アバ、父よ。あなたにおできにならないことはありません。どうぞ、この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしの願うことではなく、あなたのみこころのままを、なさってください。」
マルコの福音書14章36節