2018年4月29日日曜日

「よろしく伝えてください」

ピリピ人への手紙4章21~22節
2018年4月29日 第5聖日
牧師 長江 忠司

 手紙の最後の挨拶部分から学びます。挨拶を通して彼が伝えたかったことは何だったのでしょうか。
 第一に、皆から覚えられていることです。私と一緒にいる兄たち、聖徒たち全員、カイザル家に属する人々と、多くの者がピリピ教会の兄姉を覚えていることを伝えて、彼らを励まそうとしました。
 第二に、ひとりひとりが覚えられていることです。全体としてではないのです。ひとりひとりが覚えられていました。主は私たちのことをまさにそのように覚えてくださっています。
 第三に、心に掛け、心配されていることです。「よろしくと言う」とは、ケアーすることです。主は私たちのことを常に心に掛けケアーしてくださっているのです。
 自分一人で歩んでいると思いがちな私たちですが、そうではありません。主が私たちを常に心にかけ心配してくださっています。その事実を覚え、また互いに声を掛け合うようにしましょう。

<聖書のことば>
キリスト・イエスにある聖徒のひとりひとりに、よろしく伝えてください。私といっしょにいる兄弟たちが、あなたがたによろしくと言っています。   
ピリピ人への手紙4章21節