ピリピ人への手紙4章4~5節
2017年12月17日 第3聖日
牧師 長江 忠司
2017年12月17日 第3聖日
牧師 長江 忠司
続けてパウロはピリピ教会に対する勧めを語ります。
第一に、いつも喜んでいることです。この教えはこれまでにも出て来ましたが、ここの強調点はいつもということです。いつも喜ぶことは人間には不可能です。この点においても、「主にあって」できることであることを覚える必要があります。
第二に、寛容な心を全ての人に伝えることです。その根拠は主が近いからです。これは再臨が近いからという意味にも取れますし、また主は共にいて下さるからという意味にも取れます。いずれにしても、主がやがて来られることと、また主が共にいてくださることを意識するならば、色々と難しいことがあったとしても寛容をもって受け入れていくことができるのです。
コリント書を見ますと、愛の定義として最初に寛容が教えられています。そしてイエス様は愛と寛容をもって、の地上を歩まれました。救われた私たちも主の模範に倣って、寛容をもち、また喜びをもって歩むようにしましょう。どちらでしょうか。主にあって一致と平和をつくる者は幸いです。神の子として一致と平和をつくる者となりましょう。
<聖書のことば>
いつも主にあって喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい。あなたがたの寛容な心を、すべての人に知らせなさい。主は近いのです。
いつも主にあって喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい。あなたがたの寛容な心を、すべての人に知らせなさい。主は近いのです。
ピリピ人への手紙4章4~5節