2017年12月10日日曜日

「一致のために」

ピリピ人への手紙4章2~3節
2017年12月10日 第2聖日
牧師 長江 忠司

 ここでユウオデヤとスントケの名前を挙げて、二人が一致するようにと教えます。教会はどのように一致することが必要でしょうか。
 第一に、主にあって一致することです。人間の力で一致することは不可能です。しかし、主に強められ導かれる時に、教会は一致することができます。
 第二に、主から頂いた恵みに目を留めることです。救われた者はその名前がいのちの書に書き記されています。それがどれだけ大きな恵みであるのかを覚えることです。そうすれば、人の欠点などが小さなものと思うようになります。
 第三に、協力し合うことです。協力者よと呼び掛けられており、幾つかの解釈が考えられますが、教会全体に呼びかけていると信じます。私たちも同じ主のお体につながった家族の一員として協力して一致に努めて行くべきなのです。
 教会内で一致をつくる者と破壊する者とに分かれると言うことができます。私たちはどちらでしょうか。主にあって一致と平和をつくる者は幸いです。神の子として一致と平和をつくる者となりましょう。

<聖書のことば>
ユウオデヤに勧め、スントケに勧めます。あなたがたは、主にあって一致してください。
ピリピ人への手紙4章2節