ピリピ人への手紙2章3~4節
2017年5月21日 第3聖日
牧師 長江 忠司
2017年5月21日 第3聖日
牧師 長江 忠司
パウロの宣教を支えてきた素晴らしいピリピ教会でしたが、内部には不一致の問題がありました。
一致を乱すものは自己中心と虚栄です。私が中心となり私の考えが一番とします。そのように高慢になると、相手を排除するようになるのです。
では一致のために必要なことは何でしょうか。
第一に、自分の罪に目を向けることです。自分の罪に目を向けるならば、いかに愚かであり、神に頼るべき存在であるかがわかり高慢から守られます。
第二に、他の人のことを顧みることです。他の人を認めることです。主がその人を愛され導かれていることを覚えます。そして愛の手を伸ばすことです。私たち自身、主から愛の御手を伸ばしていただいたからです。
主は神の子供たちが互いにいがみ合っているのを喜ばれません。互いに愛し合い赦し合っているのを喜ばれます。神の前に正しい心の位置にあるのかを確認するようにしましょう。
<聖書のことば>
何事でも自己中心や虚栄からすることなく、へりくだって、互いに人を自分よりもすぐれた者と思いなさい。自分のことだけではなく、他の人のことも顧みなさい。
何事でも自己中心や虚栄からすることなく、へりくだって、互いに人を自分よりもすぐれた者と思いなさい。自分のことだけではなく、他の人のことも顧みなさい。
ピリピ人への手紙2章3~4節