2017年5月14日日曜日

「十字架上の第三のことば」

ヨハネの福音書19章25~27節
2017年5月14日 第2聖日
牧師 長江 忠司

 イエス様は十字架上で7つのことを話されました。母の日の今日、第三のことばから学びましょう。
 第一に、主は母マリヤを労わり手を打たれました。母マリヤがイエス様の十字架にはりつけになっている姿を見るのはどれ程苦しかったでしょうか。主はマリヤを労わり今後を考え、弟子に委ねられたのです。
 第二に、主は母マリヤとの関係を進められました。母親として呼び掛けられず「女の方」と呼び掛けられました。なぜなら、イエス様はマリヤにとって救い主であられたからです。
 第三に、主は弱き者を心に掛けられました。ここは広く適用して、主は弱き者に心を掛けられたと言うことができます。十字架上でさえそのようにされたのであれば、今は尚更のこと、主は私たちを心に掛けてくださっていると言うことができるのです。
 母の日、主が与えてくださった母親に感謝し労わると同時に、より一層主との関係を確かなものとして歩みましょう。

<聖書のことば>
私の喜びが満たされるように、あなたがたは一致を保ち、同じ愛の心を持ち、心を合わせ、志を一つにしてください。
ピリピ人への手紙2章2節