ピリピ人への手紙1章21~26節
2017年3月12日 第2聖日
牧師 長江 忠司
2017年3月12日 第2聖日
牧師 長江 忠司
人はどのような人生観や死生観をもって生きるかで、歩みは大きく異なってきます。パウロはここで彼の人生観、死生観について述べています。
まず、死ぬことについては益となると考えていました。普通、人は死を嫌い避けようとするものですが、キリストを信じて救われている者は違います。死は消滅ではなく、救われている故に神と共に過ごすことのできる素晴らしい天国への入り口と捉えます。そこでキリストと永遠に共に過ごすことができる、この地上よりもはるかに勝っている場所なのです。
次に、生きることについてはキリストだと考えました。
第一にそれはキリストをお伝えすることです。多くの人が彷徨って人生を歩んでいる中で、真理のお方キリストをお伝えすることです。
第二に、キリストの如く与える歩みをすることです。人は受けることを求めるものですが、イエス様は与える幸いを教えられ、また与える生涯を送られました。
死生観が人生に大きな影響を与えます。今一度確認するようにしましょう。そして正しい死生観を持って、確かな人生を送る者でありましょう。
<聖書のことば>
私にとっては、生きることはキリスト、死ぬことも益です。
私にとっては、生きることはキリスト、死ぬことも益です。
ピリピ人への手紙1章21節