ピリピ人への手紙1章12~14節
2017年1月15日 第3聖日
牧師 長江 忠司
2017年1月15日 第3聖日
牧師 長江 忠司
パウロは投獄されており、縛られた不自由な状態にありました。宣教師である彼にとって、それは耐えがたい状況だったことでしょう。しかし、それがかえって福音の前進に役立つことになりました。どのように福音は前進していったのでしょうか。
第一に、キリストが伝えられ明らかにされました。パウロを見張る兵士たちがいましたので、パウロは彼らに福音を伝えていったのです。本来なら会うことのない人たちに毎日じっくりと伝えることができたのです。
第二に、他の兄弟たちを強めることになりました。パウロの投獄の知らせを聞いて、逆に彼らは奮い立ったのです。彼らの信仰は強められました。
見える所だけを見ると、落胆してしまいそうになります。でも、主の御計画は私たちの思いを超えており不思議なことをしてくださるのです。困難と思うことがかえって用いられ、最善へと導かれて行くのです。ですから、主に信頼して期待して歩むようにしましょう。
<聖書のことば>
さて、兄弟たち。私の身に起こったことが、かえって福音を前進させることになったのを知ってもらいたいと思います。
さて、兄弟たち。私の身に起こったことが、かえって福音を前進させることになったのを知ってもらいたいと思います。
ピリピ人への手紙1章12節