マルコの福音書15章33~37節
2016年7月24日 第4聖日
牧師 長江 忠司
2016年7月24日 第4聖日
牧師 長江 忠司
イエス様は十字架につけられている間、7つのおことばを語られました。今日は4~6番目に語られたおことばについて学びましょう。
第一は「わが神、わが神。どうしてわたしをお見捨てになったのですか」です。これは衝撃的な内容です。そのおことば通り、イエス様は父なる神様との関係が断絶され、神から捨てられた者となられました。私達の身代わりに神の怒りを受けられたのです。
第二は「わたしは渇く」です。大量の血液が流れ出ると、喉が異常に渇きます。渇くことのないお方が私達の為に渇きを覚えられました。
第三は「完了した」です。主は全人類を贖う御業を、ご自身をささげることにより完了して下さったのです。クリスチャンにとって、もはや神の前に赦されていない罪はありません。
「どうしてわたしをお見捨てになったのですか」というおことばは、確かに神に見捨てられた絶望の祈りですが、同時に希望の祈りでもありました。主は私達をも、決して絶望に終わらせられることはないのです。
<聖書のことば>
そして、三時に、イエスは大声で、「エロイ、エロイ、ラマ、サバクタニ」と叫ばれた。それは訳すと「わが神、わが神。どうしてわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。
そして、三時に、イエスは大声で、「エロイ、エロイ、ラマ、サバクタニ」と叫ばれた。それは訳すと「わが神、わが神。どうしてわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。
マルコの福音書15章34節