2015年12月13日日曜日

「苦難の時に主が語られたこと」

ゼカリヤ書2章1~13節
2015年12月13日 第2聖日
牧師 長江忠司

 バビロンからエルサレムに帰還したユダの民は敵の妨害にあい、長い間工事を中断しなければなりませんでした。主はそんな彼らにゼカリヤを通してみことばを与えられたのです。その語られたことについて学びましょう。
 第一に、主の守りを信じて頼りなさいということです。あなたがたに触れる者はわたしの瞳に触れる者だと言われました。主はご自分の瞳の如くに私たちをお守り下さいますので、主を信じて頼るべきなのです。
 第二に、主の側に立ちなさいということです。バビロンを離れてエルサレムに逃れるように言われています。私たちもどっちつかずではなくて、本来いるべき神の側に明確に立つべきです。
 第三に、主の前に心を静めなさいということです。弱い人間が主の前に静まるべきことが教えられています。主が御座から立ち上がり地上に来られるからでした。私たちも自分の弱さを知り、主の前に静まる必要があるのです。
 私たちも苦難の中に入れられることがあります。しかし、その時こそ、主の前に静まりましょう。主は私たちと共にいてお守り下さることを信じて頼るものでありましょう。

<聖書のことば>
すべての肉なる者よ。主の前で静まれ。主が立ち上がって、その聖なる住まいから来られるからだ。
ゼカリヤ書2章13節