2015年11月15日日曜日

「患難時代において」

マルコの福音書13章14~23節
2015年11月15日 第3聖日
牧師 長江忠司

 イエス様はオリーブ山で、患難時代について語られました。
 「荒らす憎むべきもの」について書かれています。ダニエル書9章を見ると彼、つまり反キリストがイスラエルと平和条約を結ぶことが書かれています。これをもって患難時代が始まります。しかし彼は3年半経った時に、一方的に契約を破棄して、神殿に座をもうけ自分こそが神だと宣言します。そして自分に従わない者に恐ろしい迫害を加えるのです。それ故に、人々は直ちに逃げるべきことが教えられています。しかしその日は長く続きません。患難時代の終わりがやって来て、主の再臨があるのです。これらを踏まえて、次のことを覚えましょう。
 第一に惑わされないように気を付けることです。神から出たものか悪魔から出たものかを見極めることです。
 第二に、神のご計画全体を覚えて歩むことです。私たちクリスチャンは携挙によって天に挙げられていますが、その前に周りの方々に主を証しすることが大切です。また、主の前に立つ時を想定して生活することが必要です。主はあらかじめ語って下さいました。賢く歩む者でありましょう。

<聖書のことば>
『荒らす憎むべきもの』が、自分の立ってはならない所に立っているのを見たならば(読者はよく読み取るように。)ユダヤにいる人々は山へ逃げなさい。
マルコの福音書13章14節