2015年11月1日日曜日

「迫害の中でも」

マルコの福音書13章9~13節
2015年11月1日 第1聖日
牧師 長江忠司

 イエス様は弟子たちの質問に答えて、未来に起こる迫害について語られました。ここから3つの点で教えをいただきましょう。
 第一に、迫害があると覚悟すべきです。キリストを信じる者に大きな迫害がやって来ると言われました。事実、紀元70年やその後に大迫害がありました。また終末の時代においても大迫害があります。
 第二に、迫害の先に希望があると覚えるべきです。迫害はありますが、それは証しの機会になると言われました。実際にこれまでの歴史においても、迫害下の証しによって多くの魂が救いに導かれました。迫害はただの苦しみで終わらず、その後に希望があるのです。
 第三に、迫害の中でも忠実であるべきです。本当の信仰者は困難の中でも主に信頼して忠実に歩み続けます。
 この世は悪魔の支配する所であり、今は終末の時代でもありますので、主のみことばに堅く立って歩もうとするなら迫害があります。しかし私たちをお救い下さった主に信頼し最後まで忠実に歩むようにしましょう。

<聖書のことば>
だが、あなたがたは、気をつけていなさい。人々は、あなたがたを議会に引き渡し、また、あなたがたは会堂でむち打たれ、また、わたしのゆえに、総督や王たちの前に立たされます。それは彼らに対してあかしをするためです。
マルコの福音書13章9節