2015年9月20日日曜日

「やもめの献金」

マルコの福音書12章41~44節
2015年9月20日 第3聖日
牧師 長江忠司

 人々が献金箱に献金を投げ入れる様子をご覧になられていたイエス様は、一人の貧しいやもめが献げた献金を称賛されました。ここから学ばせて頂きましょう。
 第一に、主は私達の小さな業をもご存知でいて下さいます。献金額だけで言うならば、非常に僅かなものでした。しかしそれは彼女の生活費の全てでした。献金額からはわからない側面を主は御存知であられたのです。その様に主は私達がささげる小さな業をも全てご存知であられます。
 第二に、主は私達を守り支えて下さいます。やもめはたとえ全てを献げても、主が養って下さると信じたのでしょう。私達もたとえ先が見えない状況に入れられたとしても主の守りを信じてみことばに従うことが大切です。
 第三に、主は私達の献身を求めておられます。彼女は持っている内の幾分かではなく、全てを献げました。主は私達の為に全てを献げて下さいました。同様に私達も献身をもってささげる生涯を送ることを願われているのです。
 私達は救われた者として、どの程度の献身を持って主にお応えしているでしょうか。小さくても構いません。喜んで献げていく者でありましょう。

<聖書のことば>
みなは、あり余る中から投げ入れたのに、この女は、乏しい中から、あるだけを全部、生活費の全部を投げ入れたからです。
マルコの福音書12章44節