マルコの福音書12章28~34節
2015年8月16日 第3聖日
牧師 長江忠司
2015年8月16日 第3聖日
牧師 長江忠司
一人の律法学者が、イエス様の所へやって来て尋ねました。「全ての命令の中でどれが一番大切ですか。」主は答えられました。
第一に、全身全霊をもって神を愛することです。心・思い・知性・力を尽くすとは、私達の全存在をもって神を愛するということです。何故ならば、主は私達を造り生かして下さっているお方ですし、私達を贖いお救い下さったお方だからです。
第二に、自分と同様に人を愛することです。神さえ愛していれば良いのではなく、人をも同様に愛することが主のみこころなのです。
私達はこの二つの最も大切な命令を覚えて、応答しなければなりません。一つは、キリストを信じ受け入れることです。救いに近いだけでなく、救われる必要があります。二つ目に、神を愛し人を愛して歩むことです。本当に心から神を愛しているならば、その愛は人への愛となって溢れ出て来ます。私達の愛は心からのものでしょうか。心から主を愛し、且つ、人を愛する、主の教えに従う者となりましょう。
<聖書のことば>
律法学者がひとり来て、その議論を聞いていたが、イエスがみごとに答えられたのを知って、イエスに尋ねた。「すべての命令の中で、どれが一番たいせつですか。」
律法学者がひとり来て、その議論を聞いていたが、イエスがみごとに答えられたのを知って、イエスに尋ねた。「すべての命令の中で、どれが一番たいせつですか。」
マルコの福音書12章28節